第3回:FXの基本的な注文方法(pips、成行、指値、逆指値)【FXの基礎知識】
最終更新日: 2022-6-15
こんにちは!
ドル円140円台も見えてきそうな今日この頃。
今回のブログでは、FXの基礎知識シリーズを書いてこうと思うのですが、 まずはじめにドル円の直近の動きや政策金利発表が控えているFOMCについて解説していきます!
ドル円概況、FOMCでの政策金利が発表がカギに
まずはドル円の概況について解説しますね!
6月15日(6月16日朝3:00頃)にアメリカの政策金利が発表されるFOMCが開催されますが、 わずか1日で急速に0.75ポイントの利上げの確率が高まり始めています…Σ(´д`ノ)ノ
市場はすでに0.75ポイントの利上げを織り込んでおり、6月15日朝の時点で135円40銭まで円安が進んでいます。 仮にFOMCで0.5ポイントの利上げという発表になれば、一旦円高に押し戻される雰囲気にもなりつつある状況です・・
仮にFOMCで0.75ポイントの利上げとなった場合、次に注目すべきは6月17日の日銀の金融政策決定会合後の黒田総裁のコメント。 ここで依然「粘り強い緩和を維持する」というコメントがあれば、さらなる円安水準に向かう可能性が高いでしょう…!
FX注文をする前に「pips」を理解しておこう
FXの基本ですが、注文をするうえで知っておく必要がある、pips(ピップス)と3つの注文方法について解説します!
【pips(ピップス)】
pipsとは為替レートの基本単位のことです。米ドル円、ユーロ円など円を含んだ通貨ペアでは、1pipsが0.01円。 ユーロ米ドル、ポンド米ドルなどの通貨ペアでは1pipsが0.0001米ドルになります。
米ドルが1ドル130円40銭から、130円35銭になったら5pipsだけ下落した。 ユーロ米ドルが1ユーロ1.042米ドルから1.047米ドルになったら、50pipsだけ上昇したことになります。
FXにおける基本的な3つの注文方法
FXの注文方法は主に3種類です。
【成行注文】
現在の為替レートで発注する方法です!
すぐに注文できて取引に参加できるメリットがありますが、
一瞬の値動きで注文したレートと発注したレートにズレが生じてしまうケースはあります。これをスリッページといいます。
【指値注文】
今よりも有利なレートを指定して発注する注文方法です!
今の米ドル円レートが130円で、129円になったら購入するというように、購入したい為替レートを指定することができます。
また、129円で購入したら131円で決済という指値注文もできます。常に自分がチャートを見ていなくても注文ができますが、 指定した価格に為替レートが到達しなければ売買がずっと成立しません。
【逆指値注文】
今よりも不利なレートを指定して発注する注文方法です!
1ドル130円購入して円安方向に動けば利益になりますが、大幅に下落してしまう可能性もあります。
125円の逆指値注文をしておけば、かりに予想に反して円高に動いたとしても、 逆指値注文によって125円で決済されるため自分がチャートに張り付いていなくても損失が無限に拡大することを防げます。
FXでは、状況に応じてこれらの注文方法を組み合わせることが大切なのです(`・ω・´)
今回のブログは、FXの軽めの教科書みたいな感じで使ってみてくださいね!それではまた~(✻´ν`✻)♪