日銀は緩和政策を維持!ドル円140円台への可能性とは?
最終更新日: 2022-6-20
こんにちは!
梅雨のムシ暑さってだるいですよね( ˘ω˘)頭痛持ちの私は毎年この時期になると悩まされています。早く梅雨明けしてもらって、今年の夏こそはサーフィンイキタイ・・
さて!先週はアメリカの政策金利引き上げが確定したりと相場は荒れましたが、今後はどんな動きが予想されるのか? ドル円は140円台に向かうのか?そこらへんをまとめて解説します(*´`*)
日銀の金融政策発表後のドル円動向
6月16日から17日にかけて開催された日銀金融政策決定会合にて、黒田総裁は大規模緩和を維持する方針を発表しましたね。
FRBが6月は0.75ポイントの政策金利引き上げ、7月も同等の引き上げが予定している他、ECBも次回の理事会で政策金利の引き上げが見込まれていることから、 日本と欧米の金利政策の差がより鮮明となり、発表直後の6月17日11:00あたりから円安に向かう動きが確認できます。
ドル円の動き(5分足|6/17朝~6/20夕方のチャート)
ドル円140円台はあり得る?
さて、ここまでくると今後の焦点は、円安の流れは止まるのか?為替レート140円台はありうるのか?ということになりますね…!
今回の日銀の金融政策決定会合においても、いよいよサプライズで日本の緩和政策が終わるのではないかという市場の期待を込めたような値動きを見せる場面もありました。
確かに日本も物価上昇率2.0%台となり、過去にない物価上昇局面を迎えています!
しかし、やはり欧米の物価上昇率7.0%や8.0%という程の水準ではないこと。 また、日本における一連の物価上昇は、エネルギー価格上昇による一過性のもので持続力があるものとは言えないことから、 当面、日銀の緩和政策は維持されると考えられます…!
ただ緩和政策は維持されるものの、最近のドル円の動きを見ていると135円半ばあたりが現状の抵抗帯となっており、 急激に円安に向かうほどの要素は見当たりません・・
これは現時点でも円安の影響で多くの企業が価格高騰の影響を受けていますが、おそらく市場は日本企業の動向を様子見している為と考えられます。
134円から135円半ばという水準がいずれ常態化してくるようになると、日本は今の為替レートを容認し始めているととらえられ、 少しずつ為替レートの水準は再度円安に向かっていくでしょう…!
7月FOMCがトレンドの方向を決める可能性
今後大きな値動きがあるとすれば、7月27日に開催されるFOMCがきっかけになると考えられます!
7月27日のFOMCでは0.75ポイントの利上げが予想されていますが、直近のアメリカ経済は急速な景気減速が意識され、 今度は利上げのペースを落とすのではないかと見る専門家も出てきています。
FOMCまでは、ドル円の為替レートは少しずつ試しながら徐々に135円より円安を目指す展開。
そして7月のFOMCでこれまでの引き締め政策が転換するのか、引き締めを継続するかで大きくトレンドが変わってくるでしょう…(`・ω・´)!
それでは!今週もがんばって乗り切りましょうね(✻´ν`✻)♪