第10回:チャートからトレンド転換を見抜く方法【FXの基礎知識】
最終更新日: 2022-7-14
こんにちは!今日も雨雨雨(´;ω;`)
雨だと頭痛がひどくなるからいつもずーん…となりがちですが、ブログを書いて元気出そうと思います!
今回は「FXの基礎知識シリーズ」より、チャートからトレンド転換を見抜く方法についてお伝えします!
…とその前に、このブログの内容を考えてる時間にドル円が138円台になったと速報が入ってきたので、まずその内容に触れておきたいと思います。
米CPI結果が予想上回りドル円が138円台へ!
7月13日に発表された注目の6月米消費者物価指数(CPI)は、前年比で9.1%と予想の8.8%を大きく上回り、 40年半ぶりの高水準になりました…!
関連:発表迫る米国CPI(7/13)!雇用統計の振り返りも含めてサクッと解説(7月12日のブログより)
前月比と比べても予想は1.1%に対して1.3%という結果になっています。
この発表を受け、市場は7月度のFOMCで1.0%の利上げに踏み切るのではないかという見方が急速に高まり、 7月14日午前中にはついに米ドル円の為替レートは138円を超えましたΣ(゚∀゚ノ)ノキャー
以降、138円ちょうどあたりを推移する状況が続いています。
7月27日のFOMCまで、アメリカで発表される経済指標に関しては物価と雇用に引き続き注視をしておきましょう!
ドル円の動き(7月14日|5分足チャート)
トレンド転換を見抜く「ヘッドアンドショルダー」フォーメーション
ではでは、ここからトレンド転換を見抜く方法について解説していきますね!
全てに当てはまるわけではありませんが、トレンド転換をむかえる時にはチャートが一定の形を構成することがあります。
以下、トレンド転換を表す典型的なチャートの形を紹介します!
【ヘッドアンドショルダートップ】
真ん中に大きな山、そしてその両側に小さな山が2つある形をヘッドアンドショルダー(頭と肩)と言います。
高値圏で頭と肩の安値で構成されるネックラインを下に割り込むと、上昇トレンドから下降トレンドに向かったと判断されます。
早めに下降トレンドに入ったと判断するなら、赤い○のところで売りでエントリーをしておくと、より大きな利益を得られる可能性があります。
ただ、実際はまだ下降トレンドに入らず反転する可能性もあるので注意が必要です…!
利益は少なくなりますが、青い○のところでエントリーをしたほうがより利益がでる可能性は高くなるでしょう(´ε` )
【ヘッドアンドショルダーボトム】
一方、安値圏で頭と肩の高値で構成されるネックラインを上に抜けると、上昇トレンドに転換したと考えることができます!
ダマシは多いですが、利益を狙いたいときは赤い○、慎重にエントリーしたいときは青い○でエントリーをします。
この他に、トリプルトップ(ボトム)、ダブルトップ(ボトム)などさまざまなパターンがあります。
典型的なパターンをチャートから見つけ出せれば取引の精度も向上していくと思うので、コツコツとチャートを見る練習をしていきましょう♪
だんだんと「FXの基礎知識シリーズ」の記事が増えてきたので、近々シリーズものをまとめたページをお知らせします!
それでは、またブログ更新しますね(✻´ν`✻)/