第11回:もみ合い相場の考え方「三角持ち合い」って何?【FXの基礎知識】
最終更新日: 2022-7-29
こんにちは!
今回は、ちょっぴりお久しぶりな「FXの基礎知識シリーズ」を更新します!
FXトレードをしていると「もみ合い相場」となる場面に出くわすことがあります!
この「もみ合い相場」とは一体どういったものなのか?実際にそういった状況になった時はどうしたらいいのか?について、サクッと読める長さで説明したいと思います( *´艸`)
代表的なもみ合い相場は「三角持ち合い」
FXのチャートにはトレンドがありますが、いつまでも円高や円安などのトレンドが続くわけではなく、相場が一旦手詰まりになる「もみ合い相場」になることがあります!
こうしたもみ合い相場の形を理解することで、トレンドが引き続き継続するのか、トレンドが終わるのかをある程度予測することができるようになります(`・ω・´)
最も代表的なもみ合いの形は、高値と高値を結ぶラインと安値と安値を結ぶラインが拮抗し、三角形を形成する「三角持ち合い」といいます。
三角持ち合いは「均衡型・上昇型・下降型」の3つに分類
三角持ち合いはさらに均衡型・上昇型・下降型の3つに分類できます!
均衡型
上値が切り下がり、安値は切り上がり、結果的に対象三角形になる三角持ち合いのことを「均衡型」と言います。
これは、上昇すると予想した買い注文と、下落すると予想した売り注文がほぼ等しく、少しずつ値動きが縮小している状態です。 均衡型は、一般的にこれまでのトレンド方向にブレイクする傾向があります。
上昇型
上値がほぼ同じで、安値が徐々に切り上がることで上昇することで形成される三角形を上昇型三角形といい、一般的にはもみ合いの後、上昇する可能性が高いことを表します。
下降型
安値がほぼ同じで、高値が徐々に切り下がることで上昇することで形成される三角形を下降型三角形といい、一般的にはもみ合いの後、下落する可能性が高いことを表します。
三角持ち合いを確認してエントリーする際の「ダマシ」にも注意!
三角持ち合いは、均衡型・上昇型・下降型いずれのケースにおいても、三角持ち合いを抜けた時点が売買をするタイミングになります!
三角持ち合いを上抜けしたり、下抜けすることをブレイクと言いますが、三角持ち合いはあくまでも均衡している状態なので、 ここで紹介した形になったからといって、必ずセオリー通りに上昇したり下落をしたりするわけではありません。
当然ダマシもあります。チャート上で三角持ち合いを見つけてエントリーするときは、十分ブレイクしたことを確認してからで十分です。
早くエントリーをしすぎると、ダマシにあって逆方向に向かうこともあるので注意が必要です(;´・ω・)/
少々駆け足でしたが、大枠は理解できた!という感じであればOKかと思います(✻´ν`✻)
今後トレードしていく上で三角持ち合いになることがあったら、「メイのブログでなんか言ってたなー!」くらいに思い出していただけると嬉しいです☆彡
それではみなさまよい週末を~♪