2022年8月度の米雇用統計の予想と今後の展開を考察してみた
最終更新日: 2022-8-4
こんにちは!
今日は朝からずっと雷が鳴っていてこわいです(;´・ω・)
いきなり強く雨が降ったりもするので、なかなか外出できなくて困ってます。。
スーパー行きたいのに!
そして今週もなんやかんやで木曜日!明日は米雇用統計の発表日です。 今回のブログでは、米雇用統計の予想と今後の展開について考察しているので、参考にしていただけたら嬉しいです!
直近の重要指標結果とドル円の動向
まずは米ドル円の動向から!
8月1日(月)、アメリカの経済指標であるISM製造業景況指数は予想52.0に対し、結果は52.8でした。
また、8月3日(水)に発表されたISM非製造業景況指数は予想53.5に対し56.7と予想を大幅に上回ったことから、市場はさらなる大幅利上げの観測が広がり、米10年国債の利回りは一時2.8%台まで上昇・・!
米10年債利回りの上昇に伴い、為替も一時134円を超える水準まで円安が進みました( ゚Д゚) 8月4日午前中は一旦133円台となったものの、再び134円台に戻りつつあります。
ドル円の動き(5分足|8月4日午前)
アメリカ経済は底堅い印象が広がる
また、好調な経済指標の発表を受け、アメリカの主要三指数(NYダウ、ナスダック、S&P500)はそろって反発。 好調な経済指標や企業決算の発表が続いており、依然としてアメリカ経済は底堅いという印象が広がっています。
一方で、7月28に発表された4-6月期の米実質GDP成長率(速報値)は前期比年率0.9%の減少!
好調な経済指標に対して一部悪化を示唆する指標も入り交じっており、FRBの金融引き締めの効果が出ているのか判断が難しい面もあります(´・ω・`)
米雇用統計が発表へ!注目は失業率と平均時給
そうした中、直近で最も注目されるのは8月5日(金)に発表される米雇用統計です!
7月度雇用統計の主な実績と予想は以下の通り。
7月度 | 前回修正値 | 予想 |
非農業部門雇用者数変化(前月比) | 37.2万人 | 25.0万人 |
失業率 | 3.6% | 3.6% |
平均時給(前月比) | 0.3% | 0.3% |
平均時給(前年同月比) | 5.1% | 5.0% |
ここ最近の数値では、インフレが収まっている兆候は若干見受けられるものの雇用や賃金の伸びが抑制されていないため、 今回の雇用統計においても「失業率」と「平均時給」を特に注視する必要があります。
失業率が予想よりも低下したり平均時給(前月比)が前月を上回るようなことがあると、 FRBの金融引き締めは十分ではないと判断され、再度円安ドル高に向かう展開になるでしょう…!
現状、FRBは2022年12月末までに政策金利を3.4%まで引き上げる見通しですが、以前として、3.75%まで利上げする可能性は残されていると考えられます。
今年は節電節電と言われていますが、8月に入りさらに気温が暑い日が続いています。 電気の使い過ぎも問題ですが、熱中症で倒れては元も子もないので、無理せずお過ごしください(✻´ν`✻)
それではまた明日ブログアップします♪