米CPI以降の振り返り!今週の注目指標や見どころをまとめてチェックしよう
最終更新日: 2022-8-16
こんにちは!
今週は絶対スタバへ期間限定JIMOTOシリーズを飲みに行くんだ!ってことばかり考えています(トレードのことも考えろという意見は受け付けます…笑)。
さて!本日のブログでは、ドル円の動きに関わる今週の注目指標について2つをピックアップして、それぞれ見どころを解説します!
…とその前に、先週発表された7月度米CPIの直後に起きたドル円の価格変動について、まずは振り返りをしていきたいと思います!
7月度米CPI発表直後に一時2円の下落!その後はやや円安に
先週8月10日(水)の21:30にアメリカの7月消費者物価指数(CPI)が発表されました!
CPIの前年同月比では、予想8.7%に対して8.5%と予想を下回り、伸び率は3ヶ月ぶりに縮小。市場はFRBのインフレ抑制効果が出ており、9月のFOMCの0.75ポイントの利上げ観測は後退したと受け止めたようです。
日米の金利差はこれ以上拡大しないだろうとの見方が広まり、発表直後に一時2円直後下落しました…!
ドル円の動き(8月10日の米7月CPI以降の15分足チャート)
しかし、サンフランシスコ連銀のデイリー総裁が「インフレ率は以前高く、物価安定の目標には近くない」 「9月のFOMCで0.75ポイント利上げの可能性は排除しない」 と述べたことから、9月の利上げ観測が再燃。やや円安に戻り始めています(´・ω・`)
ただ、賃金に関する指標については依然として高い水準にあり、インフレ懸念の後退と判断するにはまだまだ材料が不足していると言えるでしょう…!
今週の注目①:8月17日発表「7月度米小売売上高」
今週注目したい指標として、まず8月17日の21:30に発表される7月度米小売売上高があります!
予想では前月比で0.1%、自動車を除く数値では0.0%(変わらず)となっています。仮に前月、あるいは予想よりも低い数値になっていれば、アメリカの景気が原則基調に向かっているという判断になり、130円から132円位までやや円高局面に向かうと考えられます。
しかし、予想よりもはるかに高い数値になった場合は、アメリカの高いインフレ率にもかかわらず、消費者の購買意欲は依然として衰えていないとの見方が強まるため、134円~135円台まで円安が進み、やや円安トレンドに向かうと考えられます( ゚Д゚)
今週の注目②:8月19日発表「7月度消費者物価指数」
また、8月19日に発表される日本の7月度消費者物価指数にも注目しましょう!
アメリカやイギリスほどではありませんが、日本の物価上昇率も2.0%を超える水準が3ヶ月続いています。
今回の結果を受けて、日銀の政策金利が変わる可能性は極めて低いので為替に影響を与えることはありませんが、政府から日銀に対して物価に関するコメントがあった場合は、大きく為替レートが上下する可能性もないとは言えません(/・ω・)/
今週もなかなか濃ゆい日々が続きそうですね!ドル円に注目の1週間なので、こまめに情報収集をしておきましょう!
それではみなさま今週もよろしくお願いします(✻´ν`✻)/~