第14回:ゴールデンクロスとデッドクロスの見方を覚えよう!【FXの基礎知識】
最終更新日: 2022-8-18
こんにちは!
なんだか最近はよく雨が降りますね。。家にいても湿気が本当にすごくて。私は髪が長いので、すぐぱやぱやしちゃうから雨ってイヤなんだよなぁ…笑
さてさて、そんな小言はさておき!本日は「FXの基礎知識シリーズ」として、テクニカル分析で使われる移動平均線におけるゴールデンクロスとデッドクロスについて説明します!
そして!本題に入る前には、前回のブログで注目とお伝えしていた7月度米小売業売上高(8月17日発表)の結果やFOMCの議事要旨について解説してこうと思うので、ぜひみなさんも振り返ってみてくださいね!
直近で注目された重要指標の振り返り
結果は予想0.1%に対し変動なし、値動きの激しい自動車を除いた結果も予想-0.1%に対して0.4%という結果に。やや予想を上回ったものの、市場にインパクトを与えるほどの内容ではなく、この結果を受けた米ドル円の為替レートは「ほぼ無風」でした…!
その後に前月のFOMCの議事要旨が公表されましたが、少し気になる内容があったので紹介します(/・ω・)/
議事要旨の中で「インフレ圧力は弱まっている証拠はない」「今後も継続的な利上げが必要」という見通しで共有されていたことがわかりました。 さらに「どこかの時点で利上げペースを減速する必要がある」とのいう意見も一致したようです・・
議事要旨の公表を受け、為替はやや円高に反応しています。市場はFRBが利上げペースをそろそろ落とすと見ているのでしょう(´・ω・`) しかし、この意見には少し懐疑的にとらえる必要があると私は考えます!
よく文面をみると、「どこかの時点で」という内容になっており、いつごろ利上げペースを減速するかは「未定で(利上げペースの減速を)今は考えていない」と考えるのが妥当です。
発表直後の米ドル円の下落幅が50-70銭程度で収まっているのは、内容を微妙ととらえた投資家も多かったためと思われます…!
市場はどうも景気減速でそろそろ利下げムードも漂い始めていますが、FOMCメンバーの見解は実際のところ全く異なるのかも知れません。
8月25日から27日にジャクソンホール会議で、パウエル議長が9月以降の方針や、インフレについて発言する場面があるので今度はそれに注目ですね!
ゴールデンクロスとデッドクロスって何?
さて!ここからは内容は一転して「FXの基礎知識シリーズ」の内容です!
先日、移動平均線を使ってエントリーポイントを見つける方法の1つとして「グランビルの法則」を紹介しましたが、今回はもう1つ基本的な「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」を紹介します!
ゴールデンクロス
長期の移動平均線を短期の移動平均線が上に抜ける状態で、上昇トレンドに向かう可能性が高く、買いシグナルと判断できます。短期線と長期線が両方上向きになっていることも確認しましょう。
デッドクロス
長期の移動平均線を短期の移動平均線が上から下へ抜ける状態で、下落トレンドに向かう可能性が高く、売りシグナルと判断します。デッドクロスも、短期戦と長期戦が両方下向きになっている点も確認しましょう。
分析方法を覚えてトレードに活用しよう!
ゴールデンクロスとデッドクロスはわかりやすく、チャートを見ていると「お!またか?」というくらいよく出てきます。
ただ、ゴールデンクロスは短期線・長期戦が両方とも上向きであること、デッドクロスは下向きであることを見落としがちなので、発見したら両方の線の向きを必ず確認してくださいね!
本日のブログはここまでとなります!なんだか最近は寝ても寝ても疲れがとれなくて、今日はMAXに眠いので目指せ21時就寝です!笑
それではまた~(*´▽`*)