第16回:値動きの変動を確認できるボリンジャーバンドの使い方【FXの基礎知識】
最終更新日: 2022-8-26
こんにちは!夏もあっという間に過ぎて、もうすぐ秋ですね。今年の夏は毎日が夏バテだったような気分でした(笑)…そんな雑談はさておき。今日のブログもまずは米ドル円の現状からいってみましょう!
ここ2~3日は売買の材料もなく、8月26日に行われるジャクソンホール会議でパウエルFRB議長の講演があるため、引き続き様子見ムードが広がっています。米ドル円は136円50銭近辺から、137円ちょうどあたりを推移する状況です。
少し気がかりなのは、ここ数日で各地区連銀の総裁が立て続けにタカ派(金利引き締め方針)を打ち出していること(´・ω・`)以前から度々お伝えしていますが、市場が考えているよりもアメリカのインフレはずっと深刻で、利上げは今後も継続するかもしれません。。
2022年中に利上げは終わり、2023年には利下げするかもしれないという楽観論の「待った」をかけるような発言が目立っているので、この辺は注視していきましょうね(*´`*)
ボリンジャーバンドって何?どうやって使うの?
ここからは、「FXの基礎知識シリーズ」として「ボリンジャーバンド」について解説していきます!
ボリンジャーバンドは、米国の投資家であるジョン・ボリンジャー氏が考案したテクニカルチャートで、移動平均線とその上下に値動きの幅を表す線(バンド)で構成されています。
以下の画像の場合、青色の線が移動平均線、移動平均線の上にあるオレンジの線が+1σ(シグマ)、移動平均線の下にあるオレンジの線が-1σ、赤が±2σ、黄色が±3σになります(`・ω・´)キリッ
ボリンジャーバンドでは、基本的に以下の確率でレートがバンド内に収まると考えます!
- ±1σの範囲内で収まる確率=68.26%
- ±2σの範囲内で収まる確率=95.44%
- ±3σの範囲内で収まる確率=99.74%
つまり、-1σにローソク足が触れると、+1σまで反発する可能性が高い、2σなら可能性はもっと高くなるというように考えます。しかし、だからといって安易に-σのとこで買って、+σのところで売れば良いというほど単純ではありません…(残念ながら…)
それでうまくいくことも多いのですが、急激なトレンドが発生した場合はバンドウォークといって、バンドに沿って上昇、または下落が続いてしまう現象が起こります。バンドウォークによって、想定外の方向にトレンドが進むと大損失につながるので要注意です。。
ボリンジャーバンドである程度のトレンドを把握しよう
ボリンジャーバンドも基本的にトレンドを見るテクニカルチャートと考えましょう(^^)/
トレンドが発生するとバンドが広がっていることが確認できます。バンドが開いて±2σあたりまで広がったところで売買のエントリー。そして、売買したときとは反対側のバンドが縮み始めたら決済ポイントです。
例えば、-2σで購入したら、+2または+3σのボリンジャーバンドが閉じ始めたところが決済ポイントになります。
移動平均線とは別に、ボリンジャーバンドを使った分析もぜひ組み合わせて見てくださいねっ٩(๑´0`๑)۶
私にとって秋といえば、読書の秋と食欲の秋です!9月からスタバで期間限定マロンシリーズが始まるみたいなので、マロンドリンク飲みながら本読むのが楽しみ!
それでは今日はここまでです!またブログアップしますね(✻´ν`✻)♪