米ドル円相場は再び円安局面へ!今回も米雇用統計は注視が必要
最終更新日: 2022-9-1
こんにちは!
先日「もう読まないだろうな…」といった古い本を売りに行ったら「古い&汚い&需要ない」というトリプルパンチな理由から(言い方はもっと丁寧)激安で売ることになりました(笑)
でも私自身も自覚ありの汚さ(色あせなど)で捨てるつもりだったので、もはや買い取ってくれてありがとうという感じでした(ありがとうBOOK OFFさん)♪
さて!そんな雑談はそこそこに、本日のブログでは明日(9月2日)に迫った米雇用統計でとくに注目したほうが良い項目や現在のドル円の状況ついて、まとめて解説していきます!
ドル円が140円に今にも届きそうな勢いに
まずは米ドル/円の近況から解説します!
いつの間にやら為替レートが1ドル140円に迫る勢いになっていることに驚いた人もいるのではないでしょうか?
これは、8月25日から27日に開催された経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」において、FRBパウエル議長が想像以上のタカ派発言をしたことが要因と考えられます!
講演のなかでパウエル議長は、金融引き締めは「やり遂げるまで続けなければならない」と発言。2023年から利下げになるかもしれないといった市場の楽観論を一蹴する内容となりました。
また、ジャクソンホール会議直前に各地区連銀総裁からも「インフレはまだ終わっていない」との発言が相次いでいることから、FOMCメンバーと市場の考え方がかけ離れていることが明らかになっています。。
これを受け、9月のFOMCでは0.75ポイントの利上げをする公算が大きくなりました。
チャートに窓が発生!トレードは慎重に…
パウエル議長の発言があってから米ドル円/は円安に急上昇。上昇ペースが早いので少しわかりにくいのですが、チャートに窓が発生しています。
これは相場で強烈なトレンドが発生したときに起こります。ちなみに窓が開くと一旦窓を埋めるくらいまで戻る傾向があり(これを「窓閉め」という)、これを利用したトレード方法もありますが初心者にはおすすめしません(´・ω・`)
上記のチャートを見ると、仮に窓閉めを期待して売りでエントリーをした場合、買い戻しのタイミングを逃すと、このケースでは大きな損失になってしまいますので…!
9月2日の雇用統計次第では140円突破も
前回は市場の想像をはるかに上回る結果になった雇用統計ですが、9月2日の雇用統計も引き続き注目です!
雇用者数の予想は、前月比29万人の増加、平均時給(前年比)0.4%増、平均時給(前年同月比)5.2%となっています。
特に注目したいのはインフレに関わってくる平均時給の項目です。予想を下回れば米ドル/円相場は現状維持、しかし仮に上回るようなことがあると、いよいよ140円台突入も見えてくるでしょう・・!
今回の雇用統計も目が離せませんね。。早めに夜ごはん食べてスタンバイしてましょう!それではまた明日もブログ更新します(✻´ν`✻)/~~