第19回:オシレーター系のテクニカル分析「RSI」で売られすぎ・買われすぎがわかる【FXの基礎知識】
最終更新日: 2022-9-8
こんにちは!
一時144円50銭台まで上昇した米ドル円ですが、一旦押し返されて144円ちょうど近辺で上下していますね…!
おそらく市場は1998年の水準を伺っていると考えられます。1998年の水準を超えるかどうかは、今夜(9/8)に行われるパウエル議長の発言と、9月13日に発表される8月米消費者物価指数(CPI)がカギになるでしょう(´・ω・`)
仮にこのままFRBの利上げペースが進むと、次は1990年につけた159円が1つのヤマになります!さすがにそこまで行くとは考えにくいんですが、FRBが利上げペースを落とす以外に円安が止まる要素が無いので、可能性はゼロではありません。。
このように、相場が動いた際に参考にしたいのがテクニカル分析となりますが、今回のブログではオシレーター系のテクニカル分析「RSI」を解説!意味や使い方をマスターして、今後の相場分析に活用していきましょう♪
オシレーター系のテクニカル分析「RSI」の意味と見方
RSIはMACDと並んでオシレーター系のテクニカル分析の代表格です!RSIは相対力指数というインジケーターで、過去一定期間の上昇と下降、どちらが強いかを示したものです。
一般的には、30%を下回れば売られすぎ(買いサイン)、70%を超えると買われすぎ(売りサイン)と判断します!
以下の画像で言うと、インジケーター(チャートの下に表示されている表)で、ピンクの横線が30%ライン、黄色い線が70%ラインです。
もちろん安易に70%を超えたら売り!30%を下回ったら買い!といった判断は厳禁ですよ(*´Д`)/
買い需要と売り需要、どちらが強いのかを判断する方法
RSIは、為替レートとRSIのトレンドの向きに着目しましょう!為替レートが上昇しているかつRSIも上昇しているときは、買い需要が強いのでトレンドが継続する可能性が強いと考えられます。
下落局面でも同様で、為替レートが下落していてRSIも下落していると、売り需要が強いと判断できます!
為替レートと逆の動きをする時はトレンド転換の可能性
一方、為替レートが上昇しているにもかかわらず、RSIが下降トレンドになっていると、「買いたい人が減っている」と判断できるので、トレンド転換の可能性が高いと言えるでしょう!
また下落も同様で、為替レートが下落している局面で、RSIが上昇トレンドになっていると「売りたい人が減っている」と判断できます٩(๑`^´๑)۶
もちろん例外はあるんですけど、RSIを見るときはRSIのトレンドだけを見るのではなく、少なくとも為替レートの値動きと対比しながら見ていくのが基本です!
RSIはけっこう単純な見方ができるので、初心者の方でも理解しやすいのかな?と思っています!言葉もかっこいいので、覚えたらぜひ「RSI使って分析してる」と誰かに話してみてもいいかも!笑
それでは、今夜はパウエル議長の発言もあるようなので、それまでお昼寝します!おやすみ~(✻´ν`✻)♪