2022年の大きなイベントは終了!年末年始は乱高下に要注意【12/12~12/18週報】
最終更新日: 2022-12-19
こんにちは!
先週はドル円の動きが激しい日もあり「頭が疲れた…」という方も多かったのではないでしょうか?本日のブログでは、そんな大注目のイベントがあった一週間を振り返ります(*´∀`*)
もうすぐ年末…ということで、年末年始トレードの注意点も併せて解説しますので、参考にしてくださいね♪
CPIに…FOMCに…大きめのイベントで大注目だった一週間
先週は12月13日(火)に米11月消費者物価指数(CPI)、12月15日(木)早朝にFOMC政策金利発表がある大注目の週でしたね(*´Д`)
11月米CPIは前年同月比7.1%で依然として高い水準ながらも、伸び率は5ヶ月連続で鈍化。市場予測の7.3%も下回ったことから政策金利の引き上げペースが緩やかになるのではないかという観測から、発表直後から2円近く円高になりました…!
この日の11月米CPIの発表で、FRBの金融政策によってインフレが鈍化している兆候が確認できました。そのため12月15日のFOMCは0.75ポイントではなく、0.5ポイントの利上げと確信を持った投資家も多かったのではないでしょうか?
そして大方の予想通り12月15日のFOMCでは0.5ポイントの政策金利の引き上げとなったことから、発表直後も為替レートにさほど大きな動きはありませんでした(´ε` )
ドル円の動き(15分足)
円安トレンドは長続きしない?翌年以降のドル円展望
FOMC発表後は大きなイベントを無事に通過した安心感と、日銀の金融緩和方針も変わる見込みが全くないことから、米ドル円の為替レートは徐々に円安に戻りつつあります。しかし12月の中旬は毎年、一時的にドルの需要が高くなるため、この円安トレンドは長続きしないと考えられます(´・ω・`)
年末に向けた大きなイベントとしては、12月20日(火)に日銀の金融政策決定会合と黒田総裁の定例記者会見がありますが、金融緩和を見直す要素がないため、米ドル円の為替レートに与える影響はほとんどないかなと思われます(個人的には円安材料があってほしいですが…)。
12月中旬から年末、そして来年以降は、FRBが政策金利の引き上げペースを落とすことから、円高トレンドに転換するのではないか…と考えられます。
年末年始のポジション保有は注意!よく見直して
クリスマスから年末年始にかけてはトレードをお休みする投資家も多く、市場参加者が減少します。そのため流動性が低くなり、為替レートが乱高下する可能性があるためトレードをする人は十分注意してください。
そのため、今週の米ドル為替レートのレンジ幅はやや広く134円-138円と予想します。
前回の予測レンジ:生産者物価指数でややサプライズあり!今週は12月度最大のヤマ場【12/5~12/11週報】
ちなみに、2019年の年始にはわずか5分で4円も急落した「フラッシュクラッシュ」という現象も起こっています。FX初心者の方は、ポジションを持ったまま年を越すのは禁物ですよー٩(๑òωó๑)۶
今年も残すところ約10日。トレードはもちろん、プライベートな部分でも思い残すことがないか今一度振り返って考えてみるのも良いですね(✻´ν`✻)
毎日寒い日が続いていますが、体調には気をつけましょう♪