米ドル円は一時127円台へ!円高トレンドはまだ続くのか?【1/9~1/15週報】
最終更新日: 2023-1-16
こんにちは!
いきなりですが、なんと私、流行中のあれに感染してしまいまして、絶賛自宅療養中です。。(´・ω・`)
今日は症状が良くなってきているので、トレード整理がてらブログを書いてます。誤字脱字があったら申し訳ないです!
本日のブログでは、先週に起きたイベントのざっくりしたまとめと、今週は一体どんなイベントがあるのか?円高トレンドはまだ続くのか?について考察してみたいと思います(*´Д`)
12月度米CPI発表後にドル円は急激な円高へ
1月12日(木)、米労務省は2022年度12月米消費者物価指数(CPI)を発表。上昇率は前年同月比で6.5%となり6ヶ月連続で鈍化しました。
前年同月比で7.0%を割ったのは1年1か月ぶり…!また、前月比では▲0.1%となりインフレの鈍化傾向がみられました。
この発表を受け、2月のFOMCでは0.5ポイントの利上げが大方の予想でしたが、利上げ幅が0.25ポイントになる可能性が高いとの見方から、急激に円高に向かいました(´・ω・`)
先日行われた日銀による実質利上げにより、今後は日米の金利差が広がらない、または縮小する可能性も意識されたことも、今回で急激に円高に向かった要因と考えられます…!
ドル円の動き(1時間足)
これ以上円高が進むかどうかは重要指標次第
ただし、これ以上円高が進むかどうかは今後、日米で発表される重要指標次第といえるでしょう…!
直近での注目イベントとして、1月17、18日に行われる日銀の金融政策決定会合があります。これまでは金融緩和一辺倒だった日銀ですが、先日の緩和政策の修正以降、かなり注目度が高まっています!
市場は2023年4月以降、日銀のマイナス金利政策の修正を予想する兆候も見られ、今回も緩和政策の修正が仮にあると、さらに大きな円高局面を迎えることになるでしょう。
また、1月20日には日本の12月度消費者物価指数(CPI)が発表されます。これまでほとんど上昇してこなかった日本の物価ですが、今回の予想では前年同月比で4.0%に到達するとの見方が有力です。
日銀の黒田総裁は、賃金上昇率が十分に高まらなければ緩和を継続する方針であるため、今回の日本の消費者物価指数の発表で方針が変わる可能性は低いでしょう。
しかし仮に市場予想の4.0%を上回る上昇だった場合、今後の日銀の金融政策に大きな影響を与える可能性があります!
今週の展開やドル円レート予想
今週の米ドル円の為替レートは、日銀の金融政策決定会合の内容で大きく変わる可能性はありますが、コロナショック直後の安値(101円19銭)から昨年10月の高値151円95銭の半値戻しの125円から126円程度が円高の一旦の目途と考えられます(´ε` )
ただ、FRBでは依然利上げ政策を継続すると見込まれることから、日銀から大きなサプライズがなければ再度円安に戻す可能性もありますね。
したがって、今週の米ドル円の為替レートは125円から130円で推移すると予想します!
前回の予測レンジ:波乱の年末年始!2023年は円高トレンドになる?【2022年末~2023年始】
今週は重要指標があるので、みなさんポジションには十分注意しましょうね!
そして、私のようにコロナ感染しないよう栄養のあるものなどを食べて、どうかご自愛ください。それでは今週もよろしくお願いします(✻´ν`✻)♪