1月の雇用統計は予想外の高水準!今週はパウエル議長の発言に注目【1/30~2/5週報】
最終更新日: 2023-2-6
こんにちは!2月3日の節分終わり、2月4日の立春も過ぎ、ついに冬が終わる…!気がするだけでまだまだ毎日寒いですね。笑
さて!今回も1週間分の振り返りを行いました!先週末は色々ありましたね…(*´Д`)ドル円にやっと動きが出てきたので気合を入れてブログを書きました!ぜひ参考にしてくださいね♪
週末のイベントで大きく円安に向かうドル円
先週はFOMCによる政策金利発表や、1月の雇用統計など大きなイベント目白押しの週でした!
※前回ブログ:利下げペース縮小がスタート?今週はFOMC・雇用統計と大きなイベント続く【1/23~1/29週報】
FOMCについては、市場がすでに0.25ポイントの利上げを織り込んでいたことから、発表直後からやや円高に向かったものの、米ドル円の為替レートに大きな変動はありませんでしたね(´・ω・`)
しかし2月3日に発表された「米雇用統計」では、非農業部門雇用者数が大幅に増加し、失業率と平均時給(前年同月比)が改善。急ピッチの利上げが継続するのではないか?という市場の懸念が広がり、大きく円安に動きました。
さらに、雇用統計のあとに発表された「ISM非製造業景気指数」が景気拡大と後退の境目である50を大幅に上回ったことも、円安に拍車をかけています…!
雇用統計とISM非製造業景気指数の結果 | 前月 | 予想 | 結果 |
1月非農業部門雇用者数 | 22.3万人 | 18.5万人 | 51.7万人 |
1月失業率 | 3.5% | 3.6% | 3.4% |
1月平均時給(前月比) | 0.3% | 0.3% | 0.3% |
1月平均時給(前年同月比) | 4.6% | 4.3% | 4.4% |
1月ISM非製造業景況指数 | 49.6 | 50.4 | 55.2 |
ドル円:先週の為替レートの値動き(15分足)
今週(2/6~)の米ドル円為替レートの値動き予想
今回の雇用統計とISM非製造業景況指数の結果を受けて、今週の予想レンジは131円40銭~135円で円安トレンドに向かうと予想します。
ただし2月7日の26時(2月8日の早朝2時)にFRBパウエル議長の発言があるため要注意です…!
ここ最近のパウエル議長の発言を聴いていると、そろそろ利下げに向かうかもしれないという市場の楽観論に警鐘を鳴らす発言が多い傾向にありますが、 予想に反してハト派(※)の発言をするようであれば、円高に向かう可能性もあります(´`;)
※ハト派:利上げに対して消極的な考え方のこと。一方、利上げに積極的な考え方のことをタカ派と言います。
近日中に次期日銀総裁人事が発表となったらドル円は動く?
また日銀の次期総裁に、現副総裁である雨宮氏に打診をしたというニュースが出ています。まだ確定ではありませんが、2月中に人事案を国会に提出する予定です!
仮に今週発表されるようなことがあれば、現在の政策が変更するのではないか?という市場の期待感、または不安感から、大きく為替レートに変動を与える可能性がある点にも注意しましょう(´ε` )
やっとドル円が動いた…!と、今朝もツイートしましたが、浮かれてトレードにブレがないようにしなければですね٩(๑òωó๑)۶
それでは今週もよろしくお願いいたします(*´∀`*)♪