日銀総裁の後任は植田和男氏に!金融政策の変更はありうる?【2/6~2/12週報】
最終更新日: 2023-2-13
こんにちは!
2月といえばバレンタイン♡…と浮かれたいところですが!2月は確定申告の受付が始まる月です!笑
2023年提出分の確定申告期間は、2023年2月16日(木)から3月15日(水)まで。うかうかしてるとあっという間に期限ギリギリになりますよ(昨年ぎりぎりに提出した私)!余裕をもった準備をしましょうね(*´∀`*)
さてと!今回のブログでは、先週のサプライズだった日銀の次期総裁についてや発表時の相場変動、今週の焦点である「米CPI」の注目ポイントなどを解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね♪
「次期日銀総裁は植田氏」発表後に相場が変動
政府は2月10日、黒田総裁の後任に経済学者の植田和男氏を起用する人事を固めました!
政府は2月14日に国会に提示し、衆議院と参議院の同意を経て、新たな日銀総裁を内閣が任命するという流れになります。なお現総裁の黒田氏の任期は4月8日までです。
同発表があった2月10日の夕方、「植田氏って誰?」といった困惑や新しい総裁になり「金融緩和政策が転換するのではないか?」という不安(期待?)から、ここ数日の節目となっていた130円台を割り込む場面もありました(*´Д`)
インタビューでの発言を鵜呑みにするのは禁物
しかし発表直後、記者へのインタビューに対して「現在の日銀の政策は適切である」「インフレは4.0%台に達しているものの、物価の見通しを踏まえれば金融緩和の継続が必要」と回答。新総裁になっても当面は金融政策が変わらないという安心感から、再度円安に戻す展開となりました。
ただ、現時点でのうかつな発言は為替市場に大きな影響を与えるため、「最大限現状の為替市場に影響を与えないような発言に徹した」とも推測できます…!
岸田総理は現状の政策について、「見直すかどうかも含めて、新しい日銀総裁と話をする必要がある」 とも述べているため、あまり今回のインタビューでの発言を鵜呑みにするのも禁物と思われます(´・ω・`)
ドル円の動き(2月6日~2月13日|15分足チャート)
今週は1月の米消費者物価指数(CPI)に注目
2月3日の好調な雇用統計の発表以降、アメリカの景気の底堅さ、そしてインフレの粘着性(なかなかインフレが終わらないこと)が想像以上で、アメリカの政策金利の引き下げはまだ先になるだろうとの見方が強まっています。
そんなインフレの粘着性を改めて確認する材料として、今週は1月の米消費者物価指数(CPI)の発表があります!
市場予想では前月比+0.5%、前年同月比では6.2%。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数では、市場予想で前月比+0.4%、前年同月比+5.5%となっています。仮に予想を上回るようなことがあれば、政策金利引き下げが遠のくことが意識され、円安トレンドに拍車がかかるでしょう…!
今週の焦点は1月の米CPIになりますが、仮にCPIが予想よりも大きく下回った場合も考慮すると、今週の米ドル円のレンジ幅は129円~133円と予想します٩(๑òωó๑)۶
※1月の雇用統計は予想外の高水準!今週はパウエル議長の発言に注目【1/30~2/5週報】
週末は暖かかった関東ですが、一変して今日は寒い!
ということで、ブログも書いて大満足なので今からこたつでお昼寝します♪みなさま気温の変化で体調を崩さないように気をつけてくださいね(✻´ν`✻)/ ではでは~