ドル円は再び円安トレンド?今週はFOMC議事要旨よりも重要な発表があります【2/13~2/19週報】
最終更新日: 2023-2-20
こんにちは!
だんだんと暖かくなってきて、ついにじわりじわりと花粉症シーズンがやってきてますね。
花粉症レーダーが敏感な私はすでに花粉を検知!酷くなるのがこわいので近々薬をもらいに病院に行ってきます!花粉症の方は早め早めの行動をしてくださいね(*´Д`)
さて!今回のブログでは、徐々に円安トレンドになってきたドル円の状況はもちろんのこと、今週の目玉ともいえる重要な指標についてをまとめています!ご参考までに٩(๑òωó๑)۶
ドル円は円安トレンドとなるも長期的には円高へ?
2月の米雇用統計や消費者物価指数(CPI)の強い結果を受け、FOMCの利下げは時期尚早との見方から米ドル円は再度円安トレンドとなっています(*´`*)
相次ぐ利上げにもかかわらず、アメリカの経済指標も堅調な発表が多く、一部の専門家が利上げによって急速に景気が冷え込むハードランディングでもなく、緩やかに景気が減速するソフトランディングでもない、景気が堅調に推移したままインフレだけがひっそりと収まる「ノーランディング」が起こるかもしれないと予想するほどです…!
ドル円の動き(2023年2月13~2月18日:15分足)
ただし、現状は景気悪化の兆候を示す「逆イールド(※1)」が発生しています。
逆イールドが発生すると、おおよそ1~2年後には景気が悪化すると言われており、 アメリカの景気が悪化すれば利下げ局面となることから、長期的には高い確率で円高トレンドに向かうでしょう(´ε` )
※1)逆イールド・・・米10年債の利回りよりも米2年債の利回りが上回ること
今週の注目イベント「FOMCパウエル議長の議事要旨」
今週で注目すべきイベントは2月22日深夜(23日早朝4:00)に行われるFOMCパウエル議長の議事要旨です!
しかし、この場ではおそらく極端な楽観論(利下げや利上げペースの縮小を予想する意見のこと)を牽制するにとどまり、大きなサプライズは起こらないでしょう。
ただ、極端なタカ派発言が出る可能性もある状況のため、初心者の方はポジションを持ち越さないか、ポジションを減らすなどの措置はしておいた方が良いかもしれません(´・ω・`)
なので、今週の米ドル円の予想レンジは132円から136円50銭と予想します!
※前回ブログ:日銀総裁の後任は植田和男氏に!金融政策の変更はありうる?【2/6~2/12週報】
次期日銀総裁候補である植田氏の所信聴取も実施
さらに今週で最も注目したいのは、次期日銀総裁候補である植田氏の所信聴取です!所信聴取とは、現在の考えを確認すること。2月24日、衆参両院の議院運営委員会で実施されます。
大きな波乱が起こる可能性は極めて低いと言われていますが、万が一マイナス金利政策の見直しに言及した場合は大きく円高になり、今週の予想レンジよりも円高になることも考えられます(;´Д`)
今週、世界の市場関係者はFOMCの議事要旨以上に植田氏の所信聴取に注目しています…!
今週は濃密な1週間になりそう。FOMC議事要旨は早朝になるので、寝不足にならないよう調整しましょうね!
それでは今週もがんばりましょう~(✻´ν`✻)♪