日銀総裁候補の植田氏は緩和継続と発言、当面は円安トレンドが続く?【2/20~2/26週報】
最終更新日: 2023-2-27
こんにちは!
先週はなんだかストレスが溜まっていたのか、ネットショッピングでありえないくらいお買い物をしてしまった私。
イライラでお財布の紐を緩めるのは一番よくないとわかっているものの、苦しいほど春物の服は可愛い(笑)今週ぞくぞくと届く予定なので楽しみです♪
さて!今回のブログでは、先週の注目No.1だった次期日銀総裁候補である植田氏の所信聴取について、そして今週の注目イベントと予想ドル円レートについて考察しています!
植田氏の所信聴取後に円安が進行するドル円
2月24日、先週の大きな注目イベントだった、次期日銀総裁候補である植田氏の所信聴取が行われました!
この中で特に注目すべき点は2つ。1つは4.0%を超える日本の消費者物価指数に対して「輸入物価の上昇によるコストプッシュ要因であり(需要の強さによるものではなく)、2023年度半ばには2.0%台を下回る」との認識を示したこと。
そしてもう1つは、これまでの金融緩和方針は継続するものの、単純に引き継ごうとしているわけではないという点です。
つまり、日銀としては今の日本の物価上昇率は2023年半ばまでには収束すると見ており、「そのうち対策は必要だと思うが、すぐに緩和方針をやめるつもりはない」と解釈できますね(*´Д`)
所信聴取の内容を受け、市場は金融緩和がもうしばらく続くという安心感から、一時2円近い上昇となる136円50銭近辺まで円安が進行しました。
ドル円の動き(2022年2年20日~2月27日)
米個人消費支出が市場予想を大きく上回る結果に
さらにこの所信聴取のあった2月24日の22時30分には、アメリカが1月個人消費支出を発表。
前月比で+0.6%(市場予想+0.4%)、前年同月比+5.4%(市場予想+5.0%)といずれも市場予想を大きく上回り、これだけのインフレにありながらもアメリカの個人消費が依然強いことが明らかになりました…!
今回の個人消費支出の発表で、次回3月22日に行われるFOMCでは現在0.25ポイントと予想されている政策金利の利上げ幅が、0.5ポイントになるのではないかという見方が強まっています。
2月27日の時点では一旦円安トレンドがピークを迎えていますが、ここから再度円安に向かうのかどうかは新たな材料次第、といえますね٩(๑´0`๑)۶
今週の注目イベントと予想ドル円レート
今週の注目指標は3月1日のISM製造業指数と、3月3日のISM非製造業指数の2つです!
これらの数値が市場予想を大きく上回るようであれば、再度円安トレンドになると考えられます。 逆に市場予想を下回れば、一旦円安トレンドは収まり、次の材料が見つかるまでは134円から135円のあたりを推移する展開となるでしょう。
今週のドル円はISM製造業指数と非製造業指数の内容次第ですが、予想レンジは134円から137.50銭とします(´・ω・`)
※前回ブログ:ドル円は再び円安トレンド?今週はFOMC議事要旨よりも重要な発表があります【2/13~2/19週報】
ついに136円を超えてきて高まりますね♪
ただしあまり浮かれず今週もブレずにトレードしてこうと思います!明日で2月も終わりなので、みなさんも悔いの残らない2月になりますように(*´∀`)/~~