ドル円は短期的に円高ムードも当面は130円台半ばを維持?【4/10~4/16週報】
最終更新日: 2023-4-17
こんにちは!
週末に作ったガパオライスが思ったより上手に出来て、タイ料理に目覚めつつある私。今週カルディに行って、いろんな調味料とか買いに行ってこようと計画中です♪
夜ごはんにガパオライス作ったら予想以上に良い出来になったので思わずパシャ?✨本来は鶏肉で作るんですけど今日は豚肉で!オイスターソースと醤油と生姜ですこし和風にしてみましたが最後にバジルを振りかけたらあら不思議。あっという間に海外の味! pic.twitter.com/LH3Zea0PNN
— FX投資家メイ@FXトレーダーブロガー (@fxsasakimei) April 15, 2023
さて!今回のブログでは先週の注目イベント「米CPI」と「FOMC議事要旨」を振り返ります!
今週はあまり大きめの指標はないのですが、考えられるドル円の今後の展開や予想レートについて解説していますので、よかったら参考にしてくださいね!
先週のイベント(CPI・FOMC議事要旨)をぎゅっと総括!
◆3月度米CPI◆
4月12日(水)に発表された3月米消費者物価指数(CPI)は、前年比で5.0%上昇と増加したものの市場予想の5.2%は下回りました。伸び率は9ヶ月連続で縮小、前月比では0.1%上昇したものの、前年比は下回っています(´・ω・`)
食品とエネルギーを除いたコア指数は前年比で5.6%上昇し、2月の伸び率5.5%を上回りました。ただし前月比では0.4%上昇したものの、2月の伸び率0.5%は下回っています。
◆3月度FOMC議事要旨◆
さらに12日(水)は3月のFOMC議事要旨も公開されました!
その中で3月は結果的に0.25ポイントの引き上げとなりましたが、数人の参加者は「金融不安による経済の影響を評価する時間の猶予が必要」という観点から、利上げ停止をするべき主張もあったようですね(*_*)
こうした結果を受け一旦は円高方向に傾いたものの、週末に発表されたミシガン大学消費者信頼感指数が1年先の期待インフレ率4.6%と、前の月から1.0ポイント上昇。
FRBが早期に利上げを停止するという期待感が薄れ、再度円安に戻るという展開となりました…!
そのため先週だけの為替レートの値動きをみると、ほぼ行って来いという結果となっています。
ドル円の動き(15分足チャート)
ドル円の今後の展開予想!アメリカの動向に注目
svb銀行に端を発した金融不安から、アメリカの銀行では企業への貸し出しに慎重になっている傾向があります。また、企業側も政策金利の上昇により借り入れコストも重荷になっていることから、雇用を見直している企業が増加しているようです…!
この流れからすると、景気減速に伴い今週以降は短期的に円高ドル安に向かうと考えられます。
しかし3月に示されたFOMCの2023年度末の金利見通しは5.1%と、現在の4.5%と大幅に乖離が生じています。失業率見通しの4.5%、先日発表された雇用統計の失業率3.5%とこちらも大きく乖離していることから、景気がかなり悪化したとしても簡単に利下げ政策は取らないことを示唆しています!
そのため、2023年の利上げは年2回と見込んで利下げに転じると見込んでいる人は、追加の利上げで修正を迫られる可能性があるかもしれません(´ε`;)
利下げは早くても2024年になると考えられ、2023年半ばから後半までは130円~135円台の水準で推移するでしょう…!
今週のドル円は引き続きレンジ継続の予感
今週はアメリカの金融機関の決算発表に注目が集まりますが、タイミング的に今回の決算内容にあまり大きな影響は与えないと考えられます。
今回は、各金融機関が貸し倒れ引当金の積み増しなど金融不安に対してどのような対策を取っているか、あるいはどのような見通しを持っているかに注目しましょう!
その他、今週は米ドル円の為替レートに大きな影響を与えそうな経済指標はあまりないため、ほぼ現状通り132~134円のレンジ内でおさまると予想します٩(๑`^´๑)۶
前回ブログ:米労働市場は依然底堅い展開!月末の日銀金融政策決定会合に要注意【4/3~4/9週報】
それでは今週もよろしくお願いいたします٩(๑´0`๑)۶♪