円高ムードから一転?ドル円は年明けから円安方向か【2023年末~2024年始】
最終更新日: 2024-1-9
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます!
今回は、新年一発目のブログとなりますので気合いを入れてみました!
年末年始の振り返りに加えてドル円考察&トレード戦略を書いていきますので、ぜひ参考にしてくださいね(*´∀`*)
年末年始もボラタイルに!年始は円安で反応
年末年始のドル円相場は、年末に140円間近まで売られるものの、1/2以降の日本が休んでいる間に持ち直し、1/5には145円を超える場面も見られました。
年末は円高方向のムードが強かったものの、年が明けると・・
➀米長期金利が再び4%台に乗っている
②震災が発生し、景気配慮の観点から日銀の金融緩和解除が遠のいた
といった円安ドル高の材料が出てきており、ドル円はしっかりした推移となっています(´・ω・`)
注目された週末の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が予想16.8万人から21.6万人の結果に上振れ、145.9円まで上昇するもすぐに失速、結局144.6円で週を終えています・・!
日程 | 経済指標 | 結果 |
12/25(月) | 植田和男日銀総裁、発言 | サプライズなし |
1/4(木) | ADP雇用統計 | 予想11.3万人 結果16.4万人 |
1/5(金) | 米雇用統計 非農業部門雇用者数 | 予想16.8万人 結果21.6万人 |
ドル円の動き
米CPIに注目!フワッとした米金利高が続くか?!
今週の注目ポイントは、米CPIとなります!
年始から「フワッとした米金利高」で米国の利下げが遅れるような雰囲気が漂っていますが、米CPIの結果が2%台に入る場合は再び金利低下が発生するでしょう。その場合はドル安から再び円高へと向かいそうです٩(๑`^´๑)۶
一方で、円の上昇力が10-12月よりも変わってきており、2024年の前半は円安方向で進む可能性もあります。
この場合は、再び150円を目指すかもしれません・・!
今週は一旦下落か?上昇か?判断をしにくい相場
今週はサポートをブレイクすべく、一旦143円を割れるショート戦略を第一と考えますが、10-12月の反発が弱い相場から6-9月のような緩やかな円安が続く、円安相場に戻った可能性もあります٩(๑´0`๑)۶
その場合、147円半ばのレジスタンスをターゲットに上昇するかもしれません!
また、長期トレンドで見ると今回の140円への下落で「緩い上昇トレンドが否定」されたわけではなく、まだ上昇トレンドが続いている可能性があります。
➀米国の利下げがあまり現実味を帯びてこない
②日銀の利上げの本気度が感じられない
というように市場が見ると、2024年の前半は円安ドル高相場にしぶとく戻るかもしれませんね。
少なくとも年末に多くのアナリストが提唱していた『2024年は円高』は忘れた方が良さそうです(´Д`)
まだまだ書けそうですが、今日のブログはここまでにします!
それでは本年もどうぞよろしくお願いいたします(✻´ν`✻)♪