ドル/円のレンジ相場についてボリンジャーバンドを使って詳しく解説
最終更新日: 2015-10-13
材料不足のドル/円相場
米ドル/円は膠着。ペルーのリマで開催されたG20でも大きなニュースはなく…。
黒田日銀総裁は、低インフレ&2%の物価目標になかなか達しないと会見で話しています。
原油など商品価格の下落が大きいも追加緩和を行うかどうかは慎重な姿勢。
10月末に追加緩和を行うのではということくらいしか、日本発の材料がありません(´×ω×)
動きの幅がどんどん小さくなっていることがお分かり頂けますね。
8月から9月にかけては、まだ動いていました。
しかし上下の幅が小さくなり、特に10月に入ってからは小さく高値が120.56円・安値が118.68円と2円弱の幅で動いてるだけになっています(´×ω×)
米利上げの行方も年内に行うのか不透明ですからね。
ここまでレンジが続くと、動き出すと一気に動くときがあるので怖さを持ってトレードに参加しましょう( ・`ω・´)キリッ
月足チャートに変動幅を見るのに便利なボリンジャーバンドを表示してみたところです。
2014年にも同じような動かない時期がありましたので、それ以来の変動幅の低さ。
ボリンジャーバンドの見方の一つに、変動幅がぐっと狭くなった後に動き出す時は大きなトレンドが出来るので要注意というセオリーがあります。
大きなトレンドほどFXの醍醐味!初心者さんや解らないことはメールやfacebookでやり取りさせてもらっています(๑´ω`๑)♡私と一緒にFXしてみませんか?↓
リスク要因としては、ロシアのシリア空爆。
本来は、国連決議のもとシリアに対処するのが賢明なのでしょう。でも、米国とロシアは別々の方向でシリアに対処しています。
そのため現地軍の間で空爆目標が重なり、ニアミス・支持する政府・団体の違いで揉める事もありえる状態です。
揉める程度ならいいのですが、どうなることやら…。
原油価格や金価格が上昇していけば、危ういことが起きそうな前兆なのでそっちも見ておきましょう( ・`ω・´)キリッ
原油価格が上がっていけばインフレ目標達成で追加緩和も必要なくなるので、どちらにせよ原油価格は注目の指標。
今週の注目すべき経済指標
今週は、米企業決算(7-9月期)の時期。好業績の企業が多いとドル買いの動きが出るかもしれません。
米国企業の第3四半期決算はEPS(一株あたりの当期純利益)が-5.5%、売上高が-3.3%と予想されています。
原油の下落でエネルギー系企業の数字が悪いのではと見られています。
先週の米FOMC議事録で利上げ見送りが支持されていたため、好業績すぎるとちょっと流れが変わるかもですが…。
おそらくは、ほどほどの数字に落ち着くでしょうね(*●⁰ꇴ⁰●)✧
最後までお読み頂き、 有難うごさいます♡
それでは皆様御自愛下さい♡