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米利上げ後は円安シナリオ終了も視野に入れること！

前回に引き続いて、米国利上げ後のトレンドについて深くみていきます。前編の記事は以下をごらんください。

米国の12月利上げが固まってきました。では、その後に何が起きるか一緒に考えてみましょう。これまで続いてきた円安シナリオ終了も意識しとかないと(*●⁰ꇴ⁰●)✧

一般的に考えると米国の利上げで、米国および米ドルの金利に魅力を感じた投資家がお金を米国に移してドル高が起きます。

ドル高になれば新興国経済にダメージ

一方で世界各国のドル建て債務は元本・利息とも膨らみ、ただでさえ脆弱な新興国経済を弱めます。

中国経済も同じだと思います。日銀の原田泰審議委員もそのリスクを11日に指摘して「状況次第で日銀の追加緩和もありえる」と話しています。

ECBも追加緩和の可能性ありとドラギ総裁が示唆していますし、米国の利上げによる経済悪化について日欧は対応策を取っていますね(*●⁰ꇴ⁰●)✧

その点で怖いのが新興国。

新興国株・通貨・債券とトリプル安のリスクオフが起きると日本円が買われる可能性あり。その時には追加緩和と日本株の動向次第で、為替相場も左右されそうです(´×ω×`)

利上げ後はやはりドル高

米国利上げ直後は、それなりに米ドル上昇・米国株が続く材料の方が多そうに見えるので、投資戦略として、まだ米ドル買いの方向が有利だと予想しています。

中国経済ダウンのショックも吸収して米株も上がっていますしね。

もともと米国のシェール革命は石油・天然ガスを自国で賄えるようになったために、世界の工場の地位を米国に取り戻すことができるという未来だったわけで、新興国に工場を作らなくても自国で作ればいいという話。

利上げで世界経済が崩壊するなんてリスクシナリオもあるようですが、そこまで心配しなくてもいいんじゃないかなと思います(✻´ν`✻)

ただし米国が利上げを行い米ドルが更に強くなれば、今度は今までの流れが逆になります。

米国が通貨高で競争力を弱めたところに金利上昇は、経済成長力を弱めます。すると、その間の通貨安で競争力を強めた国々が復活してきます。

米国GDPの推移に注意

もし米国のGDPが弱まってきたらピンチですね。そうならないようにイエレン議長は努力すると思うのですが、その一環として日本に対して「米ドルを弱めたいから協力してね」という指令が来るはず。

それがドル円の円安終了のタイミングになるでしょう。とはいってもオモテだって明確に指示なんてきませんから、相場状況から読み取らないといけません。

私は2016年中がその時期なのかなと思っています。

円高・円安どちらに動くにしても、相場は行き過ぎます。頭で考えると失敗するので基本的な流れは考えつつ、実際の売買はチャートを見ながら行くときまで行くべしで頑張ります(　･`ω･´)ｷﾘｯ

米ドル円の月足チャート：DMMFX

年末年始のアノマリーを踏まえて予想してみた

12月ということで今年は、利上げと年末年始商戦が重なる形となりました。

欧米諸国では12月は決算月となるのと同時にクリスマス前後1～2週間は休暇という国も少なくありません。

日本人の年末年始の感覚と少しズレますので、その辺を注意したトレードが必要！

ちょっと体調くずしてます

昨日の夜から体の調子が優れません…。体痛いし、だるいし、眠いし…。と悩んでいてもしかたないですね。こんな時はしっかり休んでさっさと元気になるのが１番！

今日は大人しくしておきます(｡･ω･)ﾉﾞ

最後までお読み頂き、有難うごさいます♡

それでは皆様御自愛下さい♡