FXトレーダー必見!IMFの世界経済見通しから簡単に為替の動きを予測する方法
最終更新日: 2015-12-1
今週はECBの理事会、そして雇用統計があります。為替相場に影響を与える主な中銀の金融政策を確認しておきましょう。
IMFの世界経済見通しは、原油価格安や中国経済の悪化を乗り越えて世界全体での景気は回復する見通しになっています。経済成長率と金融政策は関係が深いので為替相場変動の大切な要因です。(*●⁰ꇴ⁰●)✧
2015年と2016年の経済成長率予測
- 2014年、2015年(予測)、2016年(予測)
- 世界全体:3.4%、3.1%、3.6%
- 先進国:1.8%、2.0%、2.2%
- 米国:2.4%、2.6%、2.8%
- ユーロ圏:0.9%、1.5%、1.6%
- ドイツ:1.6%、1.5%、1.6%
- 日本:-0.1%、0.6%、1.0%
- 英国:3.0%、2.5%、2.2%
- 中国:7.3%、6.8%、6.3%
- IMF(国際通貨基金)の世界経済予測(2015年10月6日)
米国強いですね。2016年は、先進国全体の2.2%を米国が引っ張っていく形になりそうです。それに対して、私達の国、日本はたったの成長率1%!安倍首相のGDP600兆円を目指す政策なんてIMFからは信じられてない様子。(´×ω×)
そして、ユーロ圏もドイツが一人で引っ張っているような感じ。2014年なんてユーロ圏が0.9%に対してドイツが1.6%と大きく数字がかけ離れています。同じ通貨を使っているのにいろんなところで統計の数字が違うのがユーロの弱みなんでしょうね。(´×ω×)
さらに中国!明らかに経済減速しています。でもご安心ください。来年の0.5%ダウンはすでに織り込み済み。その上で日本を含めたほかの国の経済成長率予測は出ています。
先進国の経済成長率は、ここまでグローバル化が進展してきたため、収斂しやすい。そのために、金融政策や為替相場で調整が起きてきやすいというのが基本的なファンダメンタルズの考え方です。そして、経済成長率や雇用などを考えて金融政策が決まります。
金融政策の方向としては利上げは通貨高、金融緩和や利下げは通貨安。トレンドの方向は、傾向なだけで、必ずその方向に動くとは限りません。(✻´ν✻)
米国:利上げで米ドル高トレンド
米国は、先進国の中で、まっさきに金利を上げる方向へと進んでいます。今月15-16日のFOMCで利上げを行う可能性が高い状態。
ユーロ(ECB):金融緩和でユーロ安トレンド
思ったようにインフレ見通しが上昇せずに、新たな金融緩和を検討中。12月3日のECB理事会で、発表されるかもしれません。
日本:金融緩和で円安トレンド
アベノミクスで大きく円安株高になったのに、給料や物価が思ったより上がらない。80円から120円になったのに想定外って結構まずいと思うんですけど。(´×ω×) そんなこんなで、2016年に、またまた追加緩和するかも。2017年4月の消費税10%は大きなハードルになってきます。
英国(BOE):利上げで英ポンド高トレンド
2016年の早い時期には利上げが行われるのではと考えられていましたが、やや遅くなりそう。もしかしたら2017年になるのではとの動きが出ています。一方、英国のファンダメンタルズは好調で、2016年の前半にも利上げが行われるのではという向きもあります。経済成長率からも英国は好調!
無性に食べたくなるなる!
今日は久しぶりにチキンステーキを作りました(*●⁰ꇴ⁰●)チキンステーキって突然無性に食べたくなるんですよね~w
皮から焼いて、火が通ったらひっくり返して、合わせ調味料を入れて煮詰めたら…出来上がり✧*
↓今日のオマケ自撮り画像↓(クリックで表示)
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それでは皆様御自愛下さい♡