2016年初の米雇用統計で利上げ続行へ向け注目すべき点をまとめてみた
最終更新日: 2016-1-8
本日1月8日は2016年初の米雇用統計
本日1月8日(金)は、今年初めての米雇用統計!ワクワクします(๑´ω`๑)♡
年明けからドル円の動きが激しかったので、今週はちょっと様子を見ながら控えめにトレード。発表時間は22:30ですね!
先月の米雇用統計の時の記事はこちら↓
まずは雇用統計の前回のデータと数値予想を見てみましょう!
予想通りに動くかそれともサプライズがあるか楽しみ。
これからの雇用統計は、雇用者数や失業率に加えて平均時給も見てほしいところ( ・`ω・´)キリッ
FRBはインフレ率にかなり注目しています。そのインフレ率に大きく影響するのが原油価格と労働コスト。
日本も今春の春闘で賃上げするように政府が求めていますね。
労働コスト上昇はインフレに直結する指標なので、米国がFRBの予想通りインフレが進み利上げを続けていけるのか大事なポイント。
FRBが安心して利上げを続けるための雇用統計の数値
雇用者が20万人前後で推移していけば十分ですし、平均時給が上昇していけばFRBは安心して利上げを続けられます。
12月のFOMC(米連邦公開市場委員会)の議事要旨でも、複数の委員が「インフレ見通しにリスクがある。」「原油安やドル高が心配」など利上げに懸念を表明していたことが公表されました。
となると市場が注目している次回利上げがいつになるかが、雇用統計次第で不透明になるかもしれません。
すでに世界経済は年明けから不安だらけですもんね…(´×ω×`)
ざっと不安要素を上げてみます。
2016年1月現在の世界経済への不安要素
- 中国株価、日本株価をはじめ世界で同時株安
- 北朝鮮の核実験
- 欧州の難民問題
- サウジアラビアとイランの対立
- 産油国の財政赤字
- 産油国国営ファンドの株売り
と、これだけのフルコースっぷりです(´;ω;`)
2016年の米利上げは0.25%ずつを3~4回実施との予想がメイン。1月26・27日で利上げする可能性は低く、今年の3月が有力視されています。
年率2%のインフレ目標にFRBは自信を持っていますが最近の原油安の問題はインフレ目標に対して…
- ガソリン価格の下落を通じて消費者物価の下押し圧力というプラス要因
- 原油安によるシェール業者の苦境がマイナス要因
と、プラス要因もマイナス要因も両方を含んでいます。
原油安についてもう一度おさらいしたい方はこちら↓
118円を割り込んだことで、去年8月24日の116.165円が底値のメドとして出てきました。
テクニカル的には下げトレンドを示しているので、安くなったら底値だろうと安易に判断するのは危険( ・`ω・´)キリッ
年初から市場は中国の混乱・人民元安と原油安をトレンドに動いています。
その分少し雇用統計や米国情勢への注目が薄れているように感じます( ・`ω・´)キリッ
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コメント (2)
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1. 匿名
meiさんって勉強家なんですね
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2. メイ
コメントありがとうございます!
勉強家なんて、そんなことないですよ(´×ω×`)
私は要所のデータは確認しますが、過去数十年のデータをまとめているトレーダーも少なくありません。
私なんてまだまだなのです(´;ω;`)