FX初心者が今更聞けない為替相場と相対取引(店頭FX)の関係について解説 前編
最終更新日: 2015-1-12
店頭FXとくりっく365の違い
FXで大事なのが取引レート。そしてFX会社とトレーダーの相対取引だということ。
相対取引は売買を当事者同士で行う取引。FXには相対取引の「店頭FX」と取引所取引の「くりっく365」があります。
そして取引量が大きいのは実は店頭FXの方なんです(๑´ω`๑)♡
株式は証券取引所で取引を行います。しかしFXおよび為替取引は日本だけでなく世界中で相対取引がほとんど。
店頭FXも取引所FXも為替相場の変動で利益を得たり損したりと基本的な仕組みは同じです。違うのは取引成立の仕組み。
店頭FXはトレーダーとFX会社が相対で取引しているため、証券で取引所取引に慣れている人は少し戸惑うかもしれませんね。
これはかなり大事な問題に絡むのでマスターしておきましょう!
今回は特に提示価格について、前後半に分けてご紹介します( ・`ω・´)キリッ
店頭FX=相対取引の特徴
店頭FX=相対取引の特徴を挙げておきます。
- 取引をしているのはFX会社
- 店頭FXは法律や業界規制の範囲内で商品設計が各社違う
- 提示している価格が各社違う
- 1日の最高値や最安値も違う
- スワップポイントの値も違う
- FX会社が倒産した場合、責任を負うのはそのFX会社のみで他社は関係ない
一番分かり難いのがFX会社によって価格が違うということでしょう。
取引所取引のくりっく365はマーケットメイカーと呼ぶ金融機関が提示したレートから、最良のレートを提示する仕組みです。
そのためくりっく365で取引をすれば、どこのFX会社を使っても同じレートやスプレッドです。
一方店頭FXでは、各社が独自に為替レートを提示します。
その価格にトレーダーが納得して売買すれば取引は成立します。ということは、同じ通貨ペアを同時刻に売買しても約定価格が異なります。
そして一日の最高値や最安値も異なることになります。
DMMFXとSBIFXで同じ日の同レードを比較してみた
店頭FXを提供している二社の為替レート画面を見てください。
一日の最高値と最低値を表示してくれていますが、同じ日なのに価格が微妙に違います。
共に2016年1月8日金曜日の最高値と最安値なのに…価格が違うんです。
両社のドル円とユーロ円を比較してみました。
ドル円の高値はSBIFXトレードの方が4.43銭高く、安値はDMMFXの方が12.49銭安くなっています。
日によって価格差はまちまち。でも12銭って結構大きいですよね(´×ω×`)
例えばドル円で118.80円に利食いの売り指値注文を出しておいたとしてください。
SBIFXトレードだと成立しますが、DMMFXだと成立していないということに!
FX会社によって利益が変わってくる可能性もある
緑丸のところが118.80円に達したところ。なんとこの後ドル円は下落。
ここで利食えたか利食えないかで、損益が大きく違ってきますよね(´;ω;`)
今回は極端な例ですが、どちかの会社が正しい・どちらかが間違いという話ではありません。
相対取引は、FX会社によって提示レートが違うということを理解してトレードするようにしてください( ・`ω・´)キリッ
後編ではサヤ取りなどについても解説しています!↓
実は年が明けたら食べようと思ってたんです|ω・`)
だってネーミングがずるいんですもんw買わずにはいられませんでした♡
「年明けうどん!」はい、このネーミングにやられます♡w
↓今日のオマケ自撮り画像↓(クリックで表示)
最後までお読み頂き、有難うごさいます♡
それでは皆様御自愛下さい♡