これからFXをはじめる初心者必見!円高・円安の仕組みをわかりやすく解説 後編
最終更新日: 2016-1-23
円高・円安になると誰が得をするのか?
昨日はFXの基本である円安・円高の仕組みについて解説しました(✻´ν`✻)
初心者さんにもわかりやすく図で円高・円安を解説しています↓
では後編の今日は、円高・円安で誰がどのように得をするのか見てみましょう!
円高のメリット・デメリット
まず私たち消費者の立場からメリットを見てみましょう。
円高になると輸入品が安くなる
円高になると前編でご紹介したように、円の価値が上がります。
そのため海外からの輸入品が安くなります。ヴィトンやエルメスのバッグから時計などのブランド品が安くなりますね。
さらに食料品や石油・機械など海外から輸入している品物は全て安くなります(๑´ω`๑)♡
円高になると海外旅行に安く行けるようになる
海外からの輸入品が安くなると同時に海外旅行も安くなります。ハワイやヨーロッパ旅行ツアーが大量に組まれますね。
円安のメリット・デメリット
基本的には上記の円高のメリットの逆になります。
円安になると円高のメリットの逆になる
円安は円高の逆で、海外からの輸入品が高くなります。そして海外旅行も高くなります。
しかし私達が海外旅行に行くのは高くても、外国の人が日本に来るのは安くなるんです!
去年「爆買い」という言葉がはやる程、外国の人が日本に来てくれて買い物もたくさんしてくれました。
円安がもたらせた経済効果
もちろん外国の旅行者向けに宿泊・サービス・言葉など頑張ったりしました。でもそれ以上に「円安」が大きかったのです。このように為替相場とは、私たちの生活に密接に関係してくるんです(✻´ν`✻)
企業の立場からの円高・円安の効果
では次に私たち消費者ではなく、企業の立場から見てみましょう。
企業にとっての円高のメリット・デメリット
円高になると原材料や商品を海外から輸入している会社が得をします。
輸入品を安く仕入れることができるので、製品価格を下げて販売することができます。
ユニクロやニトリなどは円高の恩恵を受けやすいと言われている会社です。
そして輸出企業は円高になると海外で売る時の価格が高くなってしまい、売れ行きが悪くなります。
自動車会社はその典型例ですね。トヨタ自動車などの大手輸出企業がアベノミクスの恩恵で大きな利益を上げました。
企業にとっての円安のメリット・デメリット
円安になると上記したトヨタ自動車など、海外へ輸出している企業が得をします。
今まで100ドル=10,000円で売っていた製品が円安で1ドル=120円になれば、100ドル=12,000円で売れることになります。
企業にとっては大きなメリットです!その分ドルベースで値引きをして販売個数を増加させることも出来ます。
自動車以外にも、パナソニックなどの電機・他にも不動産・金融企業などが得をします。
逆にユニクロやニトリなどの輸入で恩恵を受けていた企業は、円安により仕入れコストなどが増加してしまいデメリットになります。
円高・円安どちらか一方だけに動くと困る
このように為替相場の変動は日本経済に大きな影響を与えます。
アベノミクスで海外旅行者が増えたり、企業業績が好調になったのは円安のおかげ。
それこそ画期的な新製品開発以上に企業や国の経済に対して影響があります。
円高・円安にそれぞれメリットとデメリットがあるので、どちらか一方にだけ動くと困る人が増えてしまいます。
FXをやっていると円高・円安の動きが読みやすくなりますから、私生活でも輸入品を買うときに得することができますよ(๑´ω`๑)♡
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