MACDを利用してFXトレーダーが相場分析する方法 中編
最終更新日: 2016-1-27
MACDを使う時に注意する4つのポイント
本日は昨日に続いて、MACDの中編をご紹介します。
前編↓では線の名前や基礎について書いてます
MACDを使う場合、私が注意していることがあります。
是非これから使うというあなたも、この4つはマスターしてみてください!これだけでかなり相場の行方を予測できるようになると思います( ・`ω・´)キリッ
- MACDとシグナルの乖離に注意する
- ゼロラインからの距離に注意する
- 他のテクニカル分析と併用する
- 複数の時間足チャートで確認する
まずMACDとシグナルの乖離&ゼロラインからの乖離を見ておきます。この両方ともそろった場合がチャンス(๑´ω`๑)♡
ちなみにMACDで売買するのは逆張りで使う人が多いです。日本の個人投資家は私も含めて逆張り好きな人が多いので、日本で人気が高いテクニカル分析も逆張り向きが多いですね。
安くなったところで買い、高くなったところで売るのが「逆張り」。
MACDとシグナルのクロスが大事というのは前回の記事でお伝えした通り。そのクロスの中でも乖離が大きく出た時の方が利益を得やすいです(✻´ν`✻)
MACDとシグナルの距離が離れた後に、クロスして下落もしくは上昇していく時にエントリーや決済するのがコツ。
ただし、どこでクロスするかどうかを意識しておくことが大事です。
DMMFXの場合、青紫で表示されているヒストグラムが大きくなったところが乖離幅の広がっているところ。
単純にクロスするだけなら、上の画像を見てもいろんなところでクロスもしくはクロスしそうなタイミングがあります。
見てもらいたいのはゼロラインからの距離
- 下落トレンドからの転換であれば、ゼロラインから大きく離れた後に下の方でゴールデンクロス
- 上昇トレンドが終了する場合、ゼロラインから大きく離れた位置でのデッドクロス
まとめると「ゼロラインから離れた位置で、MACDとシグナルが大きく乖離してからクロスすると強いシグナル」ということになります。(✻´ν✻)
今後のドル円相場についてMACDを使って予想してみた
次は現在のドル円の日足チャートを見ていきましょう。
2015年からの動きを見るとマークを付けた上記4か所がゼロラインから離れてクロスしたところです。
11月末・6月初め・9月初めなどが大きく乖離した後のクロスです。
そして現在の位置はゼロラインから離れてクロスしたという意味では上昇トレンド。ちょっと乖離幅が少ないかなという気もしますけどね。(青紫のヒストグラムで確認)
今のドル円がこのまま上昇していくかそれとも下落していくかMACDから見てもちょっと悩むところですね(´×ω×`)