GDP(国内総生産)とFX市場の関係について初心者にもわかりやすいように解説
最終更新日: 2016-2-19
経済指標の中でも大切なGDP(国内総生産)
昨日・一昨日の記事でGDP(国内総生産)について触れたので、今日は肝心なGDPについての説明をしておきますね!
世界経済の成長シナリオでGDPについて取り上げた記事↓
米雇用統計に比べると指標発表直後の動きは小さいんですが、とても重要な経済指標です(๑´ω`๑)♡
米国のGDP速報値は、四半期ベースで集計されて公表
GDPが発表される期間には決まりがあります。
- 各月21-30日(四半期ベース)
- 速報値:1・4・7・10月
- 夏時間:日本時間午後9時半
- 冬時間:日本時間午後10時半
に発表されます。そもそもGDPは国内総生産のことで、国内で生産されたモノやサービスなどの金額合計。その国の経済活動の規模を測る大切な指標です!
そしてFXトレードで大切なのが、GDPの伸び率。この伸び率を経済成長率といい、伸び率が高いと景気も良くて経済成長していると判断できます( ・`ω・´)キリッ
資本主義社会はこのGDPが伸びることを前提にして、社会保障や税金など様々な制度が設計しています。なので伸びが鈍化すると大変なんです。マイナスになろうものなら悲惨な状況です(´;ω;`)
経済成長率と長期金利の連動
経済学ではかなり深く議論されている問題です。FXトレードでは深く考えるよりも経済成長率と長期金利は連動しやすいと覚えておきましょう!興味を持った人は経済学の本を読んでみるといいかもしれませんね(๑´ω`๑)♡
経済成長率と長期国債金利の数字に差が出ると経済的に不利
とっても重要な事をお話します!経済成長率と長期金利の関係について、以下のことが言えます。
- 経済成長率より長期金利が高ければ、GDPに占める政府債務の割合がどんどん増加し最終的に破綻に向かう
- 経済成長率より長期金利が安ければ、お金を借りて投資すれば簡単に儲かることになり景気が過熱して資産バブルが生じる
一時的な例外はあっても、これが経済の基本です。どれ位の差が適正かはいろんな説がります( ・`ω・´)キリッ
短期的には「経済成長率の高い国は、金利も高くなり通貨も強くなる」ということが言えますから、FXトレーダーに大事な情報です
逆に言えば経済成長率が高くないと金利は上げられないということ。
FRBや日本銀行の考えていること、そして日本の金利が上がらないのも米国の経済成長率が落ち込んで危機意識が増している理由が分かってきましたね(✻´ν`✻)
米国の利上げもGDPの数値が上がってこないとできないんです。前回2016年1月30日のGDP速報値(第4・四半期)が前期比年率0.7%増加と数字が悪化。0.7%では利上げなんてできません。
前回のGDP速報値も予想されていた数字自体が悪かったせいもあってドル売りの動きは50銭程でした。ところが、この0.7%という数字が世界的な株安や円高に動いた一つの要因です。
政府も中央銀行も雇用統計と同じくらいGDPには注目しています。FXにも同じくらい重要な経済指標です。ただし相場はセオリー通りに動くとは限りません。そこには要注意( ・`ω・´)キリッ
この時期といったら、梅ですね♡
色々な所に梅園があったりしますよね♡
今年はまだ梅園へは行っていませんが、とっても綺麗に咲き乱れている梅を発見!
まだまだ寒いのに、綺麗に咲いてて心が洗われました(✻´ν`✻)
この後は、菜の花や、桜と楽しみがいーっぱいです(๑´ω`๑)♡
↓今日のオマケ自撮り画像↓(クリックで表示)
最後までお読み頂き、有難うごさいます♡それでは皆様御自愛下さい♡
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コメント (2)
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1. みっつ
もう梅が咲いてる季節ですね。
いつも真面目な記事とちょっとした写メに癒されてます。がんばって。 -
2. メイ
>みっつさん
コメントありがとうございます(๑´ω`๑)♡
この土日で梅園いきたかったんですが、あいにくの雨…。
梅の花が散らないといいんですけどね(´×ω×`)