月に一度の米雇用統計を前にG20声明のキーポイントをおさらい
最終更新日: 2016-3-4
今日は月に一度のイベント!3月の米雇用統計です。
今回の予想は(米) 2月非農業部門雇用者数:前回+15.1万人 予想が+19.5万人でした。
その前に先週末に上海で開催されたG20の声明を振り返ってみましょう(๑´ω`๑)♡
G20ってそもそも何?
G20とはG20財務大臣・中央銀行総裁会議の略称のことです。本来のG20は先進国・新興国の20ヶ国・地域を意味します。
今回上海で開催されたG20の主な議題内容とFXトレーダーが注目すべきポイントについてまとめた記事はこちら
2月26・27日に開催されたG20の共同声明では、世界同時株安に対して各国が協調して対策を取るということになっています。
大事なところは、金融政策だけでは市場の揺れ=経済成長させることは難しいと言っていること。
そして今まで、世界経済を支えて金融緩和してきた「中央銀行に限界がある」と認めたことです(´×ω×)
FXトレードにおけるG20声明のキーポイント
- 金融政策には限界があり政策のフル稼働が必要
- 通貨安競争を回避する
おおかた予想されていたことなのですが、このところ中央銀行への信頼感が薄れています。この要因はいくら金融緩和してもデフレ・景気悪化を止められないEU及び日本のせい。
もちろんFRBの利上げも影響。中央銀行は万能ではありませんからね(´×ω×)
今回も世界同時株安を日銀が追加緩和で止めようとしながら、止まりませんでした。
日銀がマイナス金利を導入してもECBがマイナス金利や緩和に動いても経済成長に繋がっていません。中央銀行が何もしなければもっとひどかったのではないでしょうか(´;ω;`)
20か国財務大臣・中央銀行総裁会議声明(仮訳)
我々は機動的に財政政策を実施する。我々はまた、質の高い投資へと支出を重点化することを含め、税制及び公共支出をできるだけ成長に配慮したものにしている。
我々は、通貨の競争的な切り下げを回避することや競争力のために為替レートを目標とはしないことを含む、我々の以前の為替相場のコミットメントを再確認する。
ここで大事なのは機動的に財政政策を実施するということ。財政政策は公共事業や税金など国家財政を調整することです。
成長重視ということは政府財政が赤字になっても支出を増やすということです。税制も関係するのでもしかすると消費税の増税延期もあるかもしれませんね(๑´ω`๑)♡
G20明けの市場は建て前ばかりで具体的な提案が無いとしてリスク回避。その後米国の景気回復や原油価格の安定などでドル高円安に動いています。
これから大事なのは各国で財政政策による景気刺激策が出てくるかどうか。 日本はすでに財政出動を検討しているというニュースもありました。
米国はオバマ大統領が任期終了間近で目新しいことが出来るのか疑問です。新大統領になってからかもしれません。
そして大事なのがドイツです。実はドイツの財政収支はほぼ黒字。ユーロ圏のギリシャやイタリア・スペインが財政破たんで悩んでいる間に景気回復と財政再建を成し遂げていました。今一番余力があるのがドイツ!
ここは世界経済のためにドイツの大盤振る舞い=財政政策を期待したいもの。市場もそれを望んでいるはず。
世界経済における財政政策のセオリー
- 財政政策を拡大し低金利だと通貨安
- 財政政策を拡大し高金利だと通貨高
上の表の上段に日本が当てはまりますね。下段ははっきりと当てはまる国はないかも。
日本・中国・米国・ドイツの財政政策もこれから材料視されてくると思いますので、アンテナを貼っておきましょう。(๑´ω`๑)♡
昨日はとーっても良いお天気でしたね♡
何ともいえない程の、綺麗な快晴! こんなに天気が良いと、やっぱり外に出たくなりますねっ(✻´ν`✻)
と、言う事で散歩ではなく、軽く運動って事で、ウォーキングからのジョギングっ(o´∀`)ノ
冬が終わったことを知らせてくれるかのようなぽかぽかお日様を撮影!めちゃ綺麗~♡
来週から雨みたいだから今のうちにたっぷり見ておきたいですねこの青空!♡
で、こんなにシャカシャカしたウィンドブレーカー着て動き回った結果、とんでもない量の汗をかきまして、なんなら今エアコンをクーラーに切り替えて涼むという、なんともおかしな状態になっておりますw
ふぅー✧*。 しかし運動の汗は気持ち良いっ!!! 病気してる時の汗と全く違いますよね!
運動の汗はサラッとしていて、なんかベタベタして気持ち悪い~ってのがほぼ無い!
そして運動の効果を得るのは、どれだけ真剣にその時の運動をするかしないかで、大きく変わりますね♫
↓今日のオマケ自撮り画像↓(クリックで表示)
最後までお読み頂き、有難うごさいます♡それでは皆様御自愛下さい♡