ベルギーで発生したテロの為替市場に与えた影響をチャートから解説!
最終更新日: 2016-3-24
ベルギーで自爆テロ事件発生!相場の影響は・・・?
ベルギーのブリュッセルで起きたテロ事件、怖かったです(´;ω;)
フランスパリのテロ事件に続き、欧州の大都市でテロ事件が起きるなんて・・・ 日本で暮らす私達が思う以上に、欧州の治安は悪化しているのでしょうか。
亡くなった方に心より冥福をお祈りいたします。
さて、テロ事件直後の為替相場はリスク回避に動きました。 こういう事件の時は、安全資産へと資金が逃げ出すのが常ですからね。
今回も事件の直後は、円高に動いています。ところが、チャートを見てみるとあれれ・・・円安に動いていませんか(´×ω×)
ベルギーテロ事件後は一斉に円高へ。中でも英ポンド円の下落が一番大きい。
他の通貨ペアは時間が経つと落ち着きを取り戻して円安方向へとシフト。英ポンドは今回のテロ事件でEUから離れる可能性が高まるのでは!との見方が広がって売りの勢いが強く出ました。
テロが連発すれば移民反対の立場を取る人の多い英国のEU離脱派は勢いづきますので、英ポンドが弱まる要因になります。結果的に英ポンド円以外はテロの影響は一時的なものに終わっています。
テロが為替相場に限定的だったのは基本的に突発事件の影響は一時的なものということ。そして不謹慎ながら金融市場がテロ事件に慣れっこになっていたことが原因でしょう。
テロの後にドル高方向に動いた要因は?
NY市場でシカゴ連銀のエバンス総裁(ハト派)が、景気と利上げに積極的な姿勢を見せたことがドル買いの動きに繋がりました。
「もしかしたら4月に米利上げが行われるのでは!?」と市場が反応して焦ってドル買いに動いたようです。利上げはデータ次第と言い続けるFRBのことですから、ぽろっと利上げに前向き姿勢を見せて市場の反応を伺っているのかもしれません。
利上げをして株価が暴落したり景気が悪化したら全部がFRBのせいにされてしまいますからね。景気・雇用・市場の3つを満足させるためにあの手この手を使います。
さてテロの影響、短期的には無かったのですが中長期的に考えると欧州の情勢はますます危うくなると思います。ただでさえ、混乱している難民問題がテロによる治安悪化・民族対立を生みそう。
さらに安全に対する不安から旅行客・ビジネス客も減りそうですし、EU全体の景気悪化に繋がるのではないかと思います(´×ω×)
そういう意味では、今後のユーロ情勢にますます注目が集まります。2016年のリスク要因は中国が主役かと思っていたら、本当の危機は欧州になりかねない状況です( ・`ω・´)キリッ
LOVE~(๑´ω`๑)♡
昨日は夜景の前に、よくドラマとかで使われている西新宿のLOVEで待ち合わせー(●´艸`)
と、写メ撮ってたら遅刻少女登場!
↓今日のオマケ自撮り画像↓(クリックで表示)
自撮りじゃないって怒らないでくださいね(´×ω×`)
ご飯を食べてから昨日の夜景を見に行ったわけです!充実~♡
最後までお読み頂き、有難うごさいます♡それでは皆様御自愛下さい♡