日銀会合やFOMCを前に日銀とFRBの現状を整理してみた
最終更新日: 2016-4-25
今週は日銀金融政策決定会合&FOMCがある大事な週
金曜日に111円台後半に円安になりましたが週明けは若干戻して111円台前半ですね、日銀金融政策決定会合までは先が見えづらい相場になりそうです。その他にもさまざまな経済指標が発表されるので休みの前に相場が動きやすそうですね( ・`ω・´)キリッ
- 日銀金融政策決定会合:4月27・28日
- 日本3月全国消費者物価指数:4月28日
- FOMC政策金利:4月27日
- 1-3月期:米GDP
- 米ミシガン大消費者信頼感指数:4月29日(祝)
日銀会合&FOMCが終わった後は日本のゴールデンウィーク。この期間に相場が動いても日本の当局や銀行は手を出しにくいタイミング。今の状況を整理してみましょう。
日銀金融政策決定会合を前にした日銀の状況
量的・質的緩和で市場にいくらお金を供給してもインフレ率が上昇しません。 2016年2月のCPI(消費者物価指数総合)は、以下の通りでインフレ目標の2%とは差があります。
- 総合:CPI 0.3%
- 生鮮食品を除く総合:コアCPI 0.0%
- 食料及びエネルギーを除く総合:コアCPI 0.8%
3月の数値は4月28日発表で日銀金融政策決定前です。株価はようやく2016年1月の水準に戻ってきて17572.49円と、2015年初夏の2万円台からは低水準です。為替相場は2016年1月の120円台に対して、4月22日の終値は111.79円(ブルームバーグデータ)と一時よりは戻ったとはいえ円高水準です。
さらに、4月14日に熊本で起きた大地震の影響が経済に影響を与えることは間違いないでしょう。そのため、4月27・28日の日銀金融政策決定会合は追加緩和が期待されています。
マイナス金利の拡大や債券買い入れ額の増額に加えて、金融機関への貸し出しに対してマイナス金利を適用するというニュースで為替相場は円安に動きました。
このマイナス金利適用を解説した記事はコチラ↓
ドル円111円台突破!約3週間ぶりの円安ドル高の要因を解説簡単に言えば、銀行は日銀からお金を借りれば金利が貰えるという施策。これは銀行収益にプラスだと銀行株も上昇しました(✻´ν`✻)
FOMCを前にしたFRBの状況
米国は先進国の中で、景気好調なため利上げ中。次回の利上げがいつかに注目が集まります。
- 米国雇用者数は毎月20万人前後の増加
- 平均時給は毎月2%前後の伸び
- 3月ISM製造業指数は51.8と改善方向の目安50を上回る
- NYダウは、18,003.75と2015年夏の高値18351.36に近づく
- 2016年の利上げ回数は、FRBの声明からは2回行われる予定
市場の予想は0回~2回となっており、ハト派に傾いていたのも円高要因の一つ。4月の利上げ可能性は無いと思いますが、6月に利上げが行われる可能性が高いとの見方が強いようです。
日本も欧州もデフレの悪夢に苦しんでいる中、米国だけ利上げすればドル高が進んでしまいます。すると今度は米経済がドル高によって輸出悪化⇒景気後退というジレンマにFRBと金融市場が悩まされています。
世界中で景気が悪い中のドル高は、新興国のドル建て債務を増やしてますます苦しくさせます。ドル高になりすぎない利上げがFRBには求められているので、単純に利上げ=ドル高と思いこみ過ぎると危ないですね(´×ω×`)
バナナジュース(๑´ω`๑)♡
昔ながらの喫茶店に友人とブレイクタイムです。ご飯を食べたばっかりだったのですが少し動いたらちょっぴり小腹がすいたので、私はバナナジュースをオーダーしました!
さっぱりとしていて、甘いバナナジュースはやっぱり良いですね。子供の頃からバナナジュースは大好きです(๑´ω`๑)♡
↓今日のオマケ自撮り画像↓(クリックで表示)
最後までお読み頂き、有難うごさいます♡それでは皆様御自愛下さい♡