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大統領選間近で1円以上の値動き

週明けのドル円市場は、FBIがクリントン氏の私用メール問題に対する訴追の見送りが報道された事で、1円以上ドル高に動いてスタートしました。

このニュースは当然ながらクリントン氏にとっては追い風となり、米大統領選はクリントン氏優勢の見方が強まっています。

日経平均株価も底堅く、上昇を手がかりにドル円は104円半ばまで上昇しました。利益確定の売りで103円台まで下落しましたが、再び104円台で堅調な動きが続いています。

しかし、米大統領選前ということもあって上値は重いです。米雇用統計直後の高値は103.30円ほどだったので、約1円上昇した水準だと利益確定したい人もたくさんいて当然ですよね。

米大統領選を前に政策の違いを解説

ドナルド・トランプ氏は米国第一主義、クリントン氏は国外の問題の沈静化や同盟国を援助し、米国の立場を守れる政策です。

2人の大統領候補者の政策を比較してみましょう(๑´ω`๑)♡

ドナルド・トランプ氏の政策

トランプ氏は、米国南部とメキシコとの国境を守るための物理的な壁を提案し、建設費はメキシコが支払うとしています。

移民に関して、数百万人の不法な移民を強制退去させるとしています。

日米安保条約については日本が「タダ乗り」しているとし、日本に更に費用負担を求めて駐日米軍の撤退を交渉材料に使うかもしれません。

トランプ氏は自国民を第一として、経済大国を目指すように貿易・外交政策においても経済面での有利不利を重視しています。

ヒラリー・クリントン氏の政策

クリントン氏は日本との同盟を重視しています。移民に関しては、完全で平等な市民権に移行できる移民改革を提案しています。

クリントン氏は国外の問題の沈静化を目指しており、アジアの同盟国を援助してロシアや中国を相手に自国を守る動きをしたい考えです。

日本にとって利益になるのはクリントン氏

クリントン氏は北朝鮮に対する牽制としても日本の安保条約を重視し、中国のサイバー攻撃を批判。ルール遵守を求めています。

日米安保条約の重視もそうですが、トランプ氏が大統領になった場合、日本に対してのさらなる負担を求めてくることも考えられます。

日本としてはクリントン氏に大統領になって欲しいものですね(๑´ω`๑)♡

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