ドル円は113円後半まで急上昇!リスクオンムードになった要因を解説
最終更新日: 2017-2-10
2017年2月9日夜にドル円が1円以上の急騰
日付が変わる頃にドル円は急上昇しているのが分かります。112.253円から113円前半まで急騰し、その後じわじわと113円後半まで上昇ました。
先日の記事でも書いたように、実は今はドル買い志向が強い状況なんです。底値の堅い状況で、ドルを買う材料を市場が待っているような状態でした(๑´ω`๑)♡
日米首脳会談前のドル円市場を分析した記事はコチラ↓
ドル円が急上昇した主な要因は?
昨晩発表された新規失業保険申請件数は、前週比1.2万件減の23.4万件と24.9万件の増加予想に反して前回値24.6万件から減少しました。これは昨年11月以来の低水準です(๑´ω`๑)♡
失業保険申請件数は少ないほど好景気を示しますので、リスクオンの雰囲気。つまりドル買い要因となります。
経済指標発表後は112円半ばまでの上昇でしたが、この後にブラード氏の講演がありました。
セントルイス連銀総裁のブラード氏が講演
セントルイス連銀総裁のジェームズ・ブラード氏の講演では、「今年の米国経済が過熱する可能性は低くかなり低い水準にとどまる可能性がある」との発言を受けてドル買いの勢いが少しおさまりました。
その後の質疑応答で「ドル高が経済に与える影響が誇張されている可能性がある」と指摘しました。さらに、「ドル高は輸出に打撃を与える一方、輸入を安くする」と発言したことでドル買いが再燃。一気に113円台まで上昇しました。
米国の金融関係者がドル高を受け入れる意向を示した事はリスクオン雰囲気になるには十分だったと言えますね(๑´ω`๑)♡
トランプ大統領が「税制改革案を発表する」と発言
トランプ大統領は航空会社トップとの会合で「2,3週間以内に目を見張るような税制改革案を発表する」と延べ、大幅減税に対する期待が高まりました。
この発言を受けて米長期債利回りが上昇し、さらにドル買いが進んで113円80銭あたりまで上昇しました(๑´ω`๑)♡
今回のドル急上昇の要因をまとめると、
- 新規失業保険申請件数が予想に反して現象(予想:24.9万件、結果23.4万件)
- セントルイス連銀総裁のブラード氏がドル高容認の発言
- トランプ大統領が「税制改革案を発表する」と発言
経済指標や要人発言などが重なってドルが急上昇したんですね(๑´ω`๑)♡
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コメント (1)
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1. tak
久しぶりのコメントとなりましたが(*'ω'*)
最近はNYカットについて調べています。勝率を上げる一助になるかと思いまして。
まだまだ勉強中です。