次期FRB議長は誰になる?変わったら為替にどう影響するのか解説します
最終更新日: 2017-10-9
トランプ大統領が次期FRB議長と面談
10月6日(金)のニュースでトランプ大統領が、次期FRB(米連邦準備制度理事会)議長の候補者と面談したと報じられました。
その中には私たちも知っている現FRBイエレン議長もいます。
実は現イエレン議長の任期は、来年2018年2月で満了となります。
これを見据えてトランプ大統領は候補者と面談した訳ですね( ・`ω・´)キリッ
トランプ大統領が次期FRB議長候補として面談したのは4名
トランプ大統領がこれまでに面談したのは、以下の4名です。
- 現FRBジャネット・イエレン議長
- ゲイリー・コーン国家経済会議委員長
- ジェローム・パウエルFRB理事
- ケビン・ウォーシュ元FRB理事
イエレン議長は、皆さんもご存知だと思います。パウエルFRB理事もFRB高官発言などで目にしますね(✻´ν`✻)
次期FRB議長に名前があがっているパウエルFRB理事
現在ではある程度の候補者が上がっている段階で、まだ有力候補と言えるほど絞られていません。
ですが、候補者によってハト派なのか?タカ派なのか?と米経済に及ぼす影響は大きく変わります。
コーン国家経済会議委員長
ケビン・ウォーシュ元FRB理事
この4人に加えてジョン・ブライアン・テイラー元財務次官も名前があがっています。
テイラー元財務次官
各々の候補者がハト派なのか?タカ派なのか?
来年2月にFRB議長が変わるということは、先日FOMCで発表された「来年の利上げ回数」にも影響していきます。
タカ派の議長になった場合は予定通り行われる可能性が高いが、ハト派だった場合は回数や規模が減る可能性もあります。
では、候補者の傾向を見てみましょう!
候補者 | ハト派 or タカ派 |
---|---|
現イエレン議長 | 基本ハト派 |
コーン国家経済会議委員長 | おそらくハト派 |
パウエルFRB理事 | ややハト派 |
ウォーシュ元FRB理事 | タカ派 |
テイラー元財務次官 | タカ派 |
もちろん同じハト派でも立ち位置が違うので、同じとは言えません。イエレン議長も基本ハト派ではありますが、最近は任期満了が近づいてきたこともあってかタカ派に寄りつつあります。
あくまでも上記は現在の候補者であって、今後この5人以外の名前も徐々にあがってくると思います。
トランプ大統領は扱いやすい人物を任命したい
トランプ政権とFRBは、密接な関係に関係にあることからトランプ大統領は自分の考え方に近い人物を任命したいはずです。
アベノミクスの安倍政権と日銀・黒田総裁のように、政権と金融政策が1つになって効果が発揮されるからですね( ・`ω・´)キリッ
現イエレン議長は学者出身者ですが、トランプ大統領はこれまでもビジネス経験者を主要ポストに起用してきました。
現イエレン議長の続投なのか?他の人物が議長になるのか?
FRB議長は上院での指名承認を受けなければならないので、今後トランプ大統領がどう動くのか?気になるところですね!
トランプ大統領は、10月中にも人選をする見通しです。また続報が入ったらまとめたいと思います(✻´ν`✻)
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