ドル円相場が方向性を失いつつあった今週のFX収支 +27,400円
最終更新日: 2017-11-12
デイトレードには難しい相場だった
今週もお疲れさまでした!今週はトランプ大統領の訪日があったり、米税制改革についても動きがありました。
コメントでも頂きましたが、デイトレードをメインにしている方は「トレードしづらかった」と感じたのではないでしょうか?
それでは今週のドル円相場を見てみましょう!
単純移動平均線を見て下さい。一時間足ですが、なんと8回クロスしています。
それほど一週間の中で上下したということですね。最近の相場では珍しい動きでした(´×ω×`)
では、順を追って解説していきます!
いまいち円安に転じ切れないドル円相場
先週は米税制改革に対する期待感からドル買いが増えて、一時114円台後半まで円安が進みました。
先週のドル円相場についてはこちら↓
しかしそこから今週にかけては、緩やかですが円高ドル安になっています。
その要因のキーマンは、やはりトランプ大統領です( ・`ω・´)キリッ
税制改革案がいくら魅力的とはいえ、内容が詳細でないこと・議会でまとまっていないことが原因となって積極的なドル買いが少なくなってきました。
それに続いて11月10日(金)にAPEC首脳会議でトランプ大統領は「慢性的な貿易の悪用をこれ以上容認しない」と発言しました。
これは日本も含んだ対米貿易黒字国に対して「今の貿易では、アメリカに旨味がないからもっとアメリカに有利にしろよ」という強気な発言です。
これを受けたドル円相場は、113円台半ばまで円高になります。
アメリカからしてみれば赤字な訳ですから、気持ちはわからなくないです。しかしトランプ大統領の「相手を悪者にした言い方」に嫌気がさしたと見るのが妥当でしょうね(´×ω×`)
世界経済に影響する動きも多かった
さらに税制改革の一番の魅力でもあった法人税の減税について、2019年に先送りされる報道がありました。
なんで先送りで円高に?という方はこちら↓
これで完全にドル円の上値が重くなってしまいました。もし2018年に実施になっても、内容が修正されれば円安要因としては弱くなりそうです。
TPP11もカナダによって混乱中
また昨日の記事でも触れたTPP11について、来年初めの署名・発行にカナダが難色を示しています。
TPPって為替に影響するの?という方はこちら↓
日本的にはTPP合意でアメリカの復帰を望んでいる状態ですが、トランプ政権は上記したように2国間での貿易摩擦についての改善を求めてくるようです(´×ω×`)
今週は世界の貿易に関して、各国の思惑・主張が入り乱れたような週でした。
来週も米経済指標には注目
来週11月15日(水)には、米・10月消費者物価指数(CPI)。17日(金)には、米・10月建設許可件数の発表があります。
こういう相場の時は、小さい出来事でもサプライズがあれば一時的に乱高下することがあります。
少し様子を見ながらストップロスを入れてトレードしましょう(๑´ω`๑)♡
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2017年11月6日(月)~11月10日(金)のFX収支
金曜日のトレードはいらなかったですね。完全にポジションをとった場面のミスです(´;ω;`)