米税制改革法案が成立まであと一歩!ドル円への影響を解説
最終更新日: 2017-12-20
トランプ政権勝利まであと一歩に迫る
昨日12月19日(火)に米下院で、税制改革法案が可決されました。
しかしその後下院の法案の3つの条項が、上院の複雑な規則に違反していると判断され翌20日(水)に再採決となりました。
この法案の中には、焦点となっている大幅な法人減税も含まれています。
現在は赤い○の付いている部分です。19日(火)の現地時間夕方の時点では、違反していた3つの条項を削除して上院で可決されるだろうと見られていました。
その後、現地時間20日(水)の午前にも下院で再採決が行われます。双方で可決されれば、トランプ大統領がサインし法案成立になります( ・`ω・´)キリッ
ここまで長い道のりでしたが、ライアン下院議長は19日の採決の前に「今日われわれは、米国民が納めた税金を返す」と発言しました。それほど可決に対して強気だったということですね。
また「第2次世界大戦以降、最低の景気回復で苦しむ国民への真の救済になるだろう」とも述べました。
成立すれば約30年ぶりの大幅な税制改革です。アメリカにとっては本当に救済になりますね(๑´ω`๑)♡
- 法人税率を現行の35%から21%まで引き下げ
- 個人事業主やパートナーシップなどのパススルー事業体に対し、事業所得の31万5000ドルまでに対し20%の税控除を設定
特にこの2つは前々から目玉法案として取り上げられています。法人減税実施は、一時2019年からとなっていましたが最終的には2018年から実施でまとまっています。
法案成立でのドル円への影響
すでに上院での可決を期待して、ドルが買われ始めていますね。現在113円台まで円安ドル高に動いています。
また米長期金利もこれを受けて上昇しています。
米長期金利が2.45%台まで上昇していることもドル円の底堅い展開に影響を与えていますね(๑´ω`๑)♡
基本的には成立まで、徐々に円安ドル高が進むと思います。そしてトランプ大統領が署名するタイミングで、米長期金利が急騰する可能性もあります。
先週末は「クリスマスまでにトランプ大統領がサインする」と報道がありましたが、もしかしたらその前にサインするタイミングがくるかもしれません(´×ω×`)
長期金利上昇につられてドル円も円安ドル高に動くと思うので、ポジションをとるときはニュースとタイミングに注意しましょう(✻´ν`✻)
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コメント (2)
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1. シバズケ
お久しぶりです!今年も後少しですね!メイさんも自分の手法やルールを守りながらエントリータイミングを探してると思うのですが、自分の手法でエントリータイミングが来ても相場観、経験や感覚的な?感じで見送る事ってありますか?僕は見送って只の気のせいだったりもしますが(笑)入ってたら利益出てたみたいな(笑)説明伝わってますか?(T_T)
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2. メイ
>シバズケさん
コメントありがとうございます(๑´ω`๑)♡
大丈夫です!伝わってますよ!(✻´ν`✻)
結論からいうとありますね。
ルールで決めていたとしても全ての経験をルールに反映できている訳ではありませんし、そもそも全く同じ動き・条件の為替相場なんてありえませんからね…。悩んだら私はエントリーしません。
その方がどちらに転んだとしてもリスクをとらずにいられるので、次のチャンスに活かすことができます。
見送って気のせいならならいいですが気のせいじゃなかった場合の検証は、その他要因が入りすぎて難しくなると思います。
その「気のせい」に再現性を持たせてルール化できるのであれば、万事OKですけどね(๑´ω`๑)♡