日米両方の記録的株安がドル円相場を直撃!今週はこれで円高になるのか?
最終更新日: 2018-2-6
発端はNYダウの過去最大下げ幅
本日2月6日(火)のドル円相場は乱高下していますね(´×ω×`)
ドル円相場は現在こそ109円台に戻ってきましたが、一時108円台半ばまで円高が進みました。
寝ている間もポジションを持っていた人は、起きてから「何事!?」とビックリした方も多いのではないでしょうか。
今回の円高の発端は、米国株・NYダウが1175ドル下落(▲4.6%)し過去最大の下げ幅を記録したことにあります。
配当利回りよりも長期金利の方が上回った
米国株の配当利回り2.2%に対しては、長期金利が2.80%後半と上昇しているので「こっちの方がいい!」と株式の魅力自体が低下していたんですね。
これにより売り優勢となった米株式市場は、ほぼ全ての銘柄が売られてダウ平均株価が記録的な急落を見せました。
NYダウ急落が日本株にも影響した
NYダウの急落を受けて日経平均株価もほぼ1年ぶりの急落となりました。一時は1600円超安まで下がりましたね(´;ω;`)
午後は少し戻して取引を終えていますが、年間チャートで見てもきれな右肩上がりだったため衝撃が大きかったことがわかります。
東京証券取引所は、マザーズ指数先物でサーキットブレーカー(先物取引で価格が一定以上の変動を起こした場合、強制的に取引を止める措置)を2度発動しました。ストップ安も相当な数となりましたね。
日米両方の株安が円高に大きく影響
こうなると典型的なリスクオフで株安円高の形になります。
先週のFOMC(連邦公開市場委員会)の利上げに対するタカ派的な姿勢と米1月雇用統計によって、円安ドル高へと動いたドル円はものの数時間で108円半ばまで戻されました。
それほど今回の株安は、脅威だったといえますね。
黒田日銀総裁の発言が効いて円高も一時停止
こうした状況を受けて日銀の黒田総裁は、6日午後の衆院予算委員会で、「現時点で、例えば10年物国債の操作目標を若干であれ引き上げることは適切ではないのではないか」と述べました。
このけん制が効いて、現在ドル円相場は109.20円~109.30円ほどまで戻りましたね(✻´ν`✻)
株安・円高はいつまで続くのか?
ドル円相場を見ると少し落ち着いた印象も受けますが、また急落しないとも限りません。
今回の米株安の発端となった米10年債券利回りを見てみましょう。
本日12時には一度2.666%まで落ちた米10年金利は、また2.7%台の半ばまで上昇していますね。
これがまた赤い線がある2.80%を超えてもまだ上がり続けるようなことがあると、本日の二の舞になる可能性が高いです。
今週は、FRB(米連邦準備制度)議長がパウエル議長へと変わり新体制となりました。FRB高官たちの講演もあります。
そこで金利上昇を促すような発言がされれば、米10年金利が上昇 → 米株安の誘発 → 日本株も連動して下落 → 円高ドル安へと混乱が再び訪れる可能性があります。
過敏に反応しすぎる相場に注意
なにより今回はNYダウ平均の下落幅とスピードがあまりにも早すぎたので、日経平均もドル円相場も過敏に反応した節があります。
1月のドル円相場もそうでしたが今年は市場全体の反応が早く、良くも悪くも動きやすい相場のように感じます。
トレードする際は、急落・急騰も頭の中に入れてポジションを持つようにしましょう(๑´ω`๑)♡
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コメント (2)
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1. シバズケ
こんにちは!国語の苦手なシバズケです!めいさんは、何か指標がある時は全ての指標にたいして手仕舞するんですか?
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2. メイ
>シバズケさん
コメントありがとうございます!
答えはNoですね。
全ての指標で手仕舞いをしているとそうとうトレード時間が限られてしまうと思います。
よく経済指標カレンダーなどで、★5つなどと表記しているところがあると思いますが、自分のトレードしている通貨に関係している影響力の大きい指標は手仕舞いしているということです(✻´ν`✻)
米雇用統計はまさにそれなので、必ず私は手仕舞いしていますね。逆にカレンダーで★が多くても、既に織り込み済みであったり時期によっては影響が小さいものもあります。そういった場合は、かならず★に起因するという訳ではなくスルーするときもありますよ!