黒田ラインの125円は壁!
最終更新日: 2015-8-3
今週は米国で雇用統計、日本で日銀会合と為替相場を動かすニュースが揃いますね。
米国の利上げ期待はどんどん高まり、ドル高に動きやすい条件が揃いながらレンジです。
もし、125円突破した場合には、一気にストップロスのドル買いが起きるとの期待が強いので、気を付けてトレードしましょう。その場合、6月高値125円86銭が目標。
黒田ラインの125円
黒田総裁が、日銀会合後に何を言い出すか注目しておいてください。為替相場に影響を与える発言がでるかもしれません (●⁰౪⁰●)ニヤリ
6月10日黒田総裁が発言して以来、黒田ラインとして124円台後半が壁になっています。
衆院財務金融委員会の質疑中、黒田総裁が「実質実効為替レートでは、かなり円安の水準になっている」更なる円安は「普通に考えればありそうにない」と発言しました。
その後円相場の下限を示す意図はなかったと説明しているも、市場関係者は結構意識しているみたいですね。
この発言で一気に円高が進んだドル/円相場。その後もなどもチャレンジしながら黒田ラインは越えずにいます。
それだけ、黒田総裁の発言が効いているともいえるでしょう。
日米両政府ともに、急激なドル高/円安は望まないというのは当たり前の話です。ゆっくりとしたスピードで動いてくれないと企業や消費者がついていけなくなって政府への不満が高まりますからね。
そのため円安スピーが早いと、黒田総裁や政府筋から牽制する口先介入があるかもしれません (*●⁰ꇴ⁰●)✧
今回の日銀会合では、追加緩和など金融政策の変更がある可能性が低いと予想されています。原油価格の低迷が続くなど、インフレ目標2%の達成が難しいとなった場合には、追加緩和?などがあるかもしれません。
しかし、ここで行うのはサプライズ過ぎるでしょうね。
いろんな予想を見ても、雇用統計と日銀会合でよほどの事が無い限りは125円手前と123円もしくはその下の120.50円でのレンジ相場でとどまりそうなので、レンジ相場を生かした逆張りトレードをしやすい状況です!
金曜日の雇用統計までに利益を稼いでのんびり発表を待てれば最高です( ・`ω・´)キリッ
* スーパーボリンジャー・MACD・RSIと3つのテクニカル分析ツールを表示。
最後に今週の注目指標スケジュールです。
- 8月3日(月):米ISM製造業景気指数
- 8月4日(火):ユーロ圏生産者物価指数、米製造業受注、トヨタ決算
- 8月5日(水):ユーロ圏総合PMI改定値、ユーロ圏小売売上高、米ADP全米雇用報告
- 8月6日(木)日銀会合、米新規失業保険申請件数
- 8月7日(金):黒田日銀総裁会見、米雇用統計
- 8月8日(土):中貿易収支
- 8月9日(日):中消費者物価指数、中生産者物価指数
最後までお読み頂き、有難うごさいます♡
それでは皆様御自愛下さい♡