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ドル円相場は一時106.98円まで円安に

今週もお疲れさまでした！終わってみればドル円相場は、1円半ほど動いた週でしたね。

3月9日（金）に発表された米2月雇用統計が好調だったこともあり、106円台後半で週末を迎えています。

それでは今週のドル円相場を振り返ってみましょう！

株安は落ち着きを見せ円安ドル高に動いた

週明け5日（月）は、先週トランプ大統領が発言した「鉄鋼・アルミ輸入に対する追加関税」の影響が少し落ち着きました。

個人的にはもう少し影響が出ると思っていましたが、失望売りも落ち着き5日夜からドルが買われて106円台に突入しましたね。

その後6日（火）には、ライアン米下院議長「税制改革によって押し上げられた米経済の成長を危険にさらしたくはない」と輸入制限に反対を表明しました。

これによってドルはさらに買い支えられました。

しかしながら7日（水）には、現在の米経済の司令塔ともいえるコーン国家経済会議（NEC）議長が辞任を表明しました(´×ω×`)

コーン議長は輸入関税を阻止しようとしていた側なので、このニュースで一気に円高に。なかなか乱高下が激しい週になりましたね(´×ω×`)

8日（木）・9日（金）は日経平均株価も落ち着きを見せ、徐々に円安に動きながらも9日の雇用統計を待っていた形でした。

フィボナッチ・リトレースメントで今週の相場を見てみる

なかなか動きが激しい相場でしたが、テクニカル分析で今週の相場を振り返ってみましょう！

先週の高値（2月28日0時頃）と安値（3月2日20時頃）で線を引いてみました。すると綺麗に反転する値が、今週の相場に合っているのがわかります。

特に「半値戻し」と呼ばれる50%のラインは、6日の戻しが106.461円と0.1銭の狂いもなくビッタリ合っていますね(´×ω×`)

フィボナッチ・リトレースメントは、トレンドが発生したあとに使い「どこまで引き返すか？」を予測するテクニカル分析です。

今度は今週の高値と安値に線を引いてみます。

雇用統計時を高値、5日16時頃を安値としています。雇用統計後の若干の戻しが気になります。すでに「23.6%」のラインまでほぼほぼ戻していますね。

週明け米輸入関税について、トランプ大統領が勢いづけば円高が進み「38.2%」のラインが見えてきます。

そうなると半値戻しの106.20円、「61.8%」がちょうど106円と重なることもあり、意識される値段となりますね(　･`ω･´)ｷﾘｯ

もちろん週明けライアン米下院議長など反対側の意見が強まることもあるため、あくまで円高に反転したときの予測として使ってみてください。

来週は米経済指標も多いため、好条件が重なれば円安にも動く可能性が十分にあります。来週もドル円相場は動きが多そうですね！

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2018年3月5日（月）～3月9日（金）のFX収支

週中の乱高下・雇用統計前ということもあり、金曜日は大事をとってノーポジションでした。