2018年3月のドル円相場は乱高下気味な月だった

今月もお疲れさまでした！3月終わりで年度末ですね！

明日から新社会人として副業でトレードしていくというトレーダーさんもいるかもしれません。

もう2018年に入り3か月が経とうとしている訳ですが、3月は1月・2月に比べると上がったり下がったりが多かった月に感じます。

1月→2月→3月と時が経るにつれて、円高はゆるやかになり乱高下が多くなったようなイメージですね。

2018年1月・2月のドル円チャートと見比べてみましょう！

「レンジの場面が多い本来のドル円相場に戻ってきた」と言えばそうですが、だんだんと反転の回数が増えてきたのが見比べると良くかわります。

こうなるとトレンド転換が近いように見えますね！「4月からは徐々に円安にトレンド転換する」と見ているストラテジストも少なくありません。

では、4月に入る前に2018年3月のドル円相場をおさらいしておきましょう！

FOMCにより利上げ実施も先々の動向に陰り

今月の一番のイベントだったのは、3月20日・21日のFOMC（連邦公開市場委員会）でしたね！

市場の予想通りフェデラルファンド（FF）金利の誘導目標を1.25～1.50％から1.50～1.75％へ引き上げ、今年1回目の利上げを実施しました。

しかし肝心の利上げペースの増加は見込まれず、現状維持とわかると市場はリスクオフの円買いが強まりました。

利上げ年4回の道もまだ断たれた訳ではないのですが、今年に入ってからの円高や米経済状況を見るとこのままでは年3回に留まりそうですね。

激化している米中貿易戦争もリスクオフ要因

また今月はトランプ政権の動きが目立ちましたね。

今月トランプ大統領は、ティラーソン国務長官とマクマスター大統領補佐官を解任しました。

それに紐づく問題が、中国との貿易摩擦・米中貿易戦争ですね。

トランプ大統領は、米中貿易摩擦問題を「恐れるに足りないこと」と豪語しています。

現在妥協点を探り合っている状態ですが、トランプ大統領は変わらず強気な姿勢で貿易戦争に臨むはずです。

問題なのは、貿易戦争に巻き込まれる経済へどれだけ影響が出るか？ですね。ドル円もその中の1つですので、この問題は4月以降も続きます(´×ω×`)

4月からのドル円相場は円安トレンドになる？

ニュースでは「4月からは円安トレンドに転換する」と見ているストラテジストや「ドル円は90円台も考えられる」とまだ円高が続くという意見も見られます。

現状では円安トレンドに転換するほど材料が揃っている訳ではないので、まだ円高の方が強いです。

ただ米3月雇用統計や今後の米経済動向においては、4月から円安トレンドになる可能性は十分にあります。

しかしながら3か月かけて113円台から105円台と約8円の円高に動いてきたので、戻すとしても動いては少し戻しジワジワと円安に向かいそうです。

なのでトレンドが転換したからと言って、110円台はまだかなり先にあります。まず107円が1つの肝になると思います。

4月はゴールデンウィークの旅行が控えているため「円が売られてドルが買われやすい（円安）」なんて言われていますが、去年も4月後半から円安に動いているので無視できません。

何度もいうようですが、基本は円高だと考えながら米経済指標は注意してチェックするようにアンテナを張りましょう！

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2018年3月の月間FX収支

14戦 9勝 5敗

勝率：64.2％

収支：+488,000円

今週のFX収支は明日公開しますが、1勝2敗で+33,800円でした。