FXトレーダーに聞いた「2018年のゴールデンウィーク期間中はトレードをしますか?」アンケート結果まとめ
最終更新日: 2018-4-25
ゴールデンウィークは閑散相場と言われているが…
4月11日(水)から約2週間アンケートを実施しました!回答してくれた方、コメントをくれた方ありがとうございます!(๑´ω`๑)♡
今回のアンケートは今週末から突入するゴールデンウィーク(以下GW)についてです。
長い方だと4月28日(土)~5月6日(日)まで9連休という方もいるかもしれません(✻´ν`✻)
GWは企業もお休みになるところが多く、基本的にはクリスマス休暇などと同じく「閑散相場」と呼ばれています。
世間では閑散と言われる中で、FXトレーダーの実状はどうなのか?それが気になりアンケートを実施しました!
旅行の予定がないのでいつも通りトレードが過半数以上
今回は138名のFXトレーダーさんが回答してくれました。ありがとうございます!
それではアンケートの結果を見ていきましょう!
一番多かったのは「旅行の予定がないのでいつも通りトレードする」が78票で57%と過半数を占めましたね!
私のような専業トレーダーはトレードが生活の一部になっているので、あまり変わらないのかもしれません。
サラリーマンの方や兼業トレーダーの方は、むしろいつもよりもトレードできる時間が増えるという方もいると思います(✻´ν`✻)
「旅行の予定がないのでいつも通りトレード」と答えたFXトレーダーのコメント
- 閑散相場と言っても今年は動きそうだからトレードする
- 5/1.2日休みになってしまったので9連休。失敗したことを振り返って勉強期間に充てたい
- 今年は旅行よりもトレードの方が面白そうだから
- FXトレーダーって連休もあまり関係ない人種が多いのかもしれない
会社の方針で5月1日・2日がお休みになるところもあるようですね!羨ましいホワイト企業です(๑´ω`๑)♡
「今年のGWは動きそう」という声も見受けられました!
確かに今年のドル円チャートを見返すとこれだけ動いていますから、GWでも少し動きがありそうと期待してしまいます。
また先日から円安ドル高へ動き始めたばかりですからね!109円台にも突入したドル円の今後が気になります(✻´ν`✻)
トレード量が減ると答えたのは2割ほど
「旅行などで普段よりトレード量が減る or しない」と回答してくれたトレーダーは29票でわずか21%でした。
もう少し多いかと思ったのですが、意外にも少数意見となっています。
コメントにもあった通り、FX積立やスイングトレード・システムトレードをしている方もいるので取引はしているけど量は変わらないという方もいますからね。
旅行中もスマホからトレードするも2割ほど
スマホアプリがだんだんと進化してきているといっても、まだスマホだけでトレードするという方は少ないようです。
私もエントリーの時は、パソコンで発注することが多いです。でも決済は、ストップを入れながらも出先でアプリを使うことが増えてきましたね(๑´ω`๑)♡
GWは本当に閑散相場になるのか?
実際にGW期間中は閑散相場になり、値動きが少ないのか?過去5年間のGWのドル円のデータを見てみました。
GW突入前日の終値とGW後初日の始値を比較してみます。
GW前の終値 | GW後の始値 | 差 | |
---|---|---|---|
2013年 | 98.03円 | 99.33円 | +1.30円 |
2014年 | 102.15円 | 101.67円 | -0.48円 |
2015年 | 118.84円 | 119.43円 | +0.59円 |
2016年 | 108.08円 | 107.10円 | -0.98円 |
2017年 | 111.53円 | 112.97円 | +1.44円 |
まず注目したいのは、過去5年間で見ると円高・円安が交互になっていることです。
「GWは円高ドル安になりやすい」というアノマリーもありますが、近年のGWを見ているとさほど影響はないように感じられます。
そしてGW中の値幅(ボラティリティー)を計算すると、過去5年平均で0.958円となります。(値幅の計算なのでプラスマイナスは除外)
GW期間は概ね今年のように9日~11日ほどなので、全く値動きがない訳ではないことが分かりますね。
特に2017年のドル円相場は、1.44円も円安に動いています!曜日の構成が2017年と2018年で近いので今年のGWにも期待が持てそうです。
5月は「セルインメイ」とも言うけど?
上記で「GWは円高ドル安いになりやすいアノマリーがある」と書きました。そういわれる所以は「Sell in May(セルインメイ)」という言葉から来ています。
アメリカの株式市場で格言となっている「セルインメイ」。これは「5月に保有している株を売っておかないと、この後下落するぞ!」という意味です。
昔から通説として語り継がれているため、セルインメイを懸念した株の売却 → 株価下落 → 円高ドル安のイメージが定着したものだと考えられます。
セルインメイには続きがある
セルインメイは知ってるというあなた、実はその先も続きがあるって知っていましたか?
- Sell in May and go away. But remember come back in September. :5月は株を売ってどこかに行け、しかし9月には戻ってこい
これは6月~8月がアメリカでいうバケーションシーズンに当たるので、市場の買い手が減るからですね。よって株価が下がりやすくなります。
だからこそ、その下がる前の「5月のうちに売っておけ」に説得力が生まれてきます。
もちろんこれはアノマリーの1つなので、必ずしも毎年相場に当てはまる訳ではありません。
現に過去5年を見てもGW期間は、円安・円高どちらにも動く可能性があります。
今年はこのままいけば、GW期間中に110円台に突入するかもしれませんね(✻´ν`✻)
GWの過ごし方は人それぞれですが、せっかくお休みがある方は休むも相場です。身体と心をゆっくり休めることも重要ですよ(๑´ω`๑)♡
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