● 本ページはプロモーションが含まれています

北朝鮮が南北高官会談を急遽中止させた

本日5月16日（水）に予定されていた北朝鮮と韓国の高官会談について、北朝鮮側が中止を発表しました。

その理由としては5月11日から韓国で行われている米韓の合同演習「マックスサンダー」への反発があげられています。

北朝鮮側としたら「韓国という近い場所でこんな演習をするなんて、ただの軍事的圧力だ」という主張なんでしょうね。アメリカ側と一緒に行っている韓国も気に入らないと言った様子です。

さらには6月12日に予定されている米朝首脳会談についても「沈思熟考しなければならない」と警告しています。

中止が懸念される米朝首脳会談の為替への影響

このニュースが出たのは本日の朝方ですが、本日のドル円相場を見てみましょう。

AM3:00ごろに110円台半ばまで円安が進んでいますが、その後緩やかに円高に動いています。

このニュースの報道というよりかは、上値が抑えられて若干戻ってきたような動きですね。

今のところは、まだ米朝首脳会談まで日数があることから大きな影響は出ていません。

しかし直近までの温和ムードな北朝鮮の動きから「少し変わってきたかな？」という印象を受けますね。ではなぜ北朝鮮はこのような主張をしているのでしょうか？

北朝鮮側は中止の責任は韓国側にあると主張

朝鮮中央通信は「我々は米国と南朝鮮（韓国）当局の今後の態度を鋭利に見守る」と訴え、今回の中止の責任は韓国側にあると主張しています。

直接アメリカ側に訴える訳ではなく、あくまで韓国側の責任としています。

これは米朝首脳会談の中止が目的というより、米朝首脳会談を北朝鮮側の優位に進めたいという意図が伺えます(　･`ω･´)ｷﾘｯ

米朝首脳会談が中止になったらドル円相場はどうなる？

もし本当に米朝首脳会談が中止となった場合は、地政学的リスクは一気に高まりドル円相場は円高ドル安に大きく動きそうです。

南北首脳会談が行われた4月27日以前の相場に逆戻りすると考えた場合、108円台までの円高も考えられます。

しかしながら色々と北朝鮮は文句を付けてきながらも、6月12日の米朝首脳会談が中止になる確率はかなり低いです。

譲歩を引き出そうとするのは北朝鮮の常套手段

今回のように「外交への期待を高める → その後ドタキャンする」「中止を示唆して、物事を優位に進めようとする」これは金正日氏の時代からも北朝鮮の常套手段だからですね。

その息子である金正恩氏も今回同じ手を使ってきている訳です。

市場の反応を見ても北朝鮮のこの対応は、すでに織り込み済み・周知の事実な訳であって為替に直接的な影響は出づらいと考えます。

アメリカ側の強気な姿勢も変わらず

米政権側も北朝鮮の意図はすでに理解しているため「合同演習を中止すれば、ますます北朝鮮が調子にのる」と考えているはずです。

サンダース大統領報道官は「米国は北朝鮮の発言を独自に検討し、引き続き同盟国との緊密な連携を図る」としています。アメリカとしても「北朝鮮が首脳会談を中止させればアメリカからの圧力が増す」ということを盾にして、今後交渉を続けていくはずです。

まだ米朝首脳会談までは1ヵ月近くありますが、全世界が注目しているたけにもう会談前のかけ引きが始まっているんですね(´×ω×`)

今後もちょっとしたことで北朝鮮は動いてきそうですが、そこまで過敏に反応する必要は今のところありません(✻´ν`✻)

せっかく110円円台までの円安に動いてきたので、米朝首脳会談開催まではもう少しリスクオンムードが続いてほしいですね(　･`ω･´)ｷﾘｯ

なんとDMMFXで口座開設した人は、ここでしかもらえない私の特製レポートがゲットできます！

レポートには、あまり人には教えたくないテクニックやブログにも書いていない○技も書いてます(๑´ω`๑)♡

もちろん口座開設で「もれなく4,000円」のキャッシュバックも継続中ですよ(๑´ω`๑)♡