米中貿易摩擦が懸念される中でドル円相場は円安へと動いた今週のFX収支 +149,400円
最終更新日: 2018-7-1
ドル円相場は再び110円台後半まで上昇
今週もお疲れさまでした!もう7月で暑い日が続きますね!
今週は1日に日曜日が重なってしまったので、先に週間収支記事をアップし近日中に6月の月間収支記事をアップします(✻´ν`✻)
さて今週のドル円相場は、109円台半ばから110円台後半まで円安に動きました!
先週に引き続いて米中貿易摩擦が懸念されていましたが、ドル円チャートは綺麗に右肩上がりになっています。
円安ドル高に推移してきたからと言って、貿易摩擦の懸念が払拭された訳ではありません。
では、今週の出来事をおさらいしながら来週のドル円チャートについても解説していきましょう!
選挙公約に忠実に突き進むトランプ大統領
週明けの6月25日(月)にトランプ大統領は「中国企業によるハイテク企業への投資制限を計画している」と発表しました。
中国に対して一歩も引かないトランプ大統領
この発言によって「米中貿易摩擦がまた激化する」との懸念からドル円相場は、急落しました(´×ω×`)
109円台半ばまで円高となりましたが、これが今週の底となりましたね。
その後は原油先物価格の上昇などから米長期金利(米10年債券利回り)が上昇したため、だんだんと円安ドル高に向かっていきました。
そんな中、27日(水)に米政府は、「対米投資の制限案を既存の対米外国投資委員会(CFIUS)を活用する」と表明しました。
対米外国投資委員会(CFIUS)って何?
なかなか聞きなれない言葉ですね。まずは対米外国投資委員会(CFIUS)とは何なのか?を説明します。
- 対米外国投資委員会(CFIUS シフィウス)とは:外国企業がアメリカ企業を買収するときに、自発的にCFIUSに通知することになっている。
- もし自発的に提出されなかった場合、CFIUSは取引を検討することができる。
- 外国企業によってアメリカ企業が買収された場合、CFIUSは起業の記述などが外国に行く可能性を審査する。
この表明でリスクオフは落ち着き、ドル円相場は円安ドル高に向かいました。
簡単に説明すると「トランプ大統領の傲慢な報復措置」よりも「CFIUSで定められた方針」の方が世界的な貿易戦争へ発展しないだろうという安心感ですね。
トランプ大統領がどれだけ中国へ強硬な手段をとろうとしていたか?が見受けらます(´×ω×`)
米国株式市場もこれに反応して、株価は上昇しましたね!
それでも止まらないトランプ大統領
トランプ大統領的には、自分の思い通りに事が進められなくなった訳ですからおもしろくありません。
トランプ大統領は、「米国の輸出規制を精査し、国家安全保障や技術の優位性を守るために必要となる可能性のある修正を提言する」としています。
中国への強硬な処置は、変わらない意向を示しています。
やっとまた円安が進んできましたが、来週もまだ米中貿易摩擦の懸念は継続です。
トランプ大統領の支持率は上昇中
トランプ大統領のこの姿勢は中間選挙に向けたパフォーマンスという見られ方が強いですが、ただ自身の選挙公約を全うしているんですよね。
昨年低迷していた支持率も最近の米朝首脳会談の成功や貿易摩擦での姿勢から+10%ほど伸ばしています。
さらに言えば共和党支持者の間では、80%というものすごい支持率です(✻´ν`✻)
もちろん中間選挙へのパフォーマンスも含まれているとは思いますが、トランプ大統領がアメリカのために動いていることは明らかです。
彼の言う「強いアメリカ」に向けて邁進(まいしん)している訳ですね。ただこれは世界経済とのバランスが重要なので邁進が慢心になった時、貿易戦争まで発展します。
今後もトランプ大統領の発言や動向には十分注意してください!
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