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1分でわかるこの記事の内容

• そもそも100%勝てるトレードなんてない
• 自信は良いが過信は危ない
• あなたが思ったことは他のトレーダーも思っている
• 投機筋や投資ファンドの動きまでは考えなくていい
• トレーダーにとって危険なポイント＆大衆心理を理解しよう！まとめ

そもそも100%勝てるトレードなんてない

FX口座を開設して、トレードを何回か繰り返すと感覚的に「今日は楽に勝てた！」「今日はなんとなく負けそう」と好調・不調が感じとれると思います。

それはあなたのコンディションではなく、為替相場が毎日動いているためトレードするタイミングによって見せる表情が様々だからですね。

あなたのトレードに運やラッキーでプラスになったものもあれば、タイミングやアンラッキーでマイナスになったものもあると思います。

その中でダブルボトムやダブルトップといった特定のチャートパターンで勝つ割合が増えると、トレーダーは「このパターンなら絶対に負けない」「100%勝つことができる」と誤認してしまいます。そう思ったら危険です(　･`ω･´)ｷﾘｯ

人間とは欲深い生き物で利益が出た時の記憶が鮮明に残り、上記のような思考に陥ります。そもそもFXでは「100%勝てる」場面なんて存在しないんです。

今日はFXトレーダーの心理状態、FXの危険なタイミングについて解説していきます！

自信は良いが過信は危ない

FXを勉強し実践に活かすことで、自信をつけていくことは非常に良いことです！

しかし根拠のない自信＝過信ほど、FXで怖いものはありません。特にビギナーズラックを経験した初心者さんに多いですね。

過信を作り出しているのが、成功体験です。実はFXで1回勝つことは、さほど難しいことではありません。

なので、1回の勝ちで勘違いをしやすいんですよね。「FXって簡単」と思ってしまったら…それは危険なサインです(　･`ω･´)ｷﾘｯ

少しの成功体験が大きな損失を生むことも…

例えば…上記のように自分が得意としているチャートパターンが現れようとしています。

あなたは、すでに同じチャートパターンで何回か利益を出しています。「今回ももらった！」と笑みが零れてしまいそうですね。

しかしこういった時、多くのトレーダーはいつもよりも多くの利益をとろうとエントリーを早めてしまう傾向があります。まだちゃんとチャートパターンが形成されていないにも関わらずです(´×ω×`)

その結果、過信から入ったエントリーは無駄な損失を生む可能性があります。正に足元を見ていないトレードですね。

あなたが思ったことは他のトレーダーも思っている

そこであなたは、大衆心理という言葉をご存知でしょうか？

• 大衆心理とは：群集状況のもとで醸成される、群集に特有な心理のこと。集団心理・群集心理ともいう。

為替相場は、そんな大衆心理を映した鏡のようなものです。

多くのトレーダーが「上がりそう」と思い買えば、値段は上がります。逆に「下がりそうだな」と思い売れば、値段は下がります。

トレーダー1人1人の力は小さいですが、その思いが集まり形成しているのが為替相場です。ちょっと神秘的ですね(✻´ν`✻)

毎日の値動きで「大衆心理を考えろ」とは言いませんが、意識するポイントがいくつかあります。

それが重要指標の発表時と節目となる値段の時です。

キリの良い節目の値段は大衆心理を考えよう

雇用統計などの重要指標発表時は、言わずとも発表と同時に売買が激しくなりますから理解していると思います。

なので、本日のドル円相場のように112円などのキリのよい値段の場合を考えてみましょう。

ただ漠然とチャートを見ているだけだと、売りが強いので112円をきってそのまま円高に進みそうです。

しかしキリのよい値段には、多くのトレーダーの指値やストップロスが集まっています。その値段付近で方向性が変わることもしばしばありますね。

またこの1週間の底値も112円です。この状況まで聞くと、多くのトレーダーが「112円で反発するのでは？」と考えそうですね。1人1人の気持ちなんてわかりませんから漠然とでいいんです。

自分も多くのトレーダーと同じように「112円あたりで反発しそうだ」と思うのであれば、反発狙いで112円買いの指値を入れておくべきです。

逆に「112円での指値やロスストップは、少ないのでは？」と112円を割ることを想定するのであれば、売りで入るべきですね。

もちろん世界中にトレーダーはいる訳ですから、相場には両方の思考があります。しかしながら最終的には、同じ考えの多い方が相場に反映される訳ですね。

結果的に25日夕方の段階では、112円で反発して112円台前半まで戻りました。

投機筋や投資ファンドの動きまでは考えなくていい

先日ブログにも質問を頂きましたが、為替相場に参入してくるのは、トレーダーだけではありません。

投機筋や投資ファンドと呼ばれる為替相場に大きな影響を与える存在もいます。

投資ファンドなどは、複数の投資家から資金を集めて運用しているため取引の額は個人投資家の何倍にも膨れ上がります。

取引額が大きいということは、為替相場に影響を与える値も大きいということです。完全に為替相場をコントロールすることは不可能ですが、トレンドを発生させる発端になったりします。

「大衆心理も投資ファンドたちのことも考えなければいけないの？」と思うかもしれませんが、投機筋や投資ファンドといった存在は相場の裏の裏を読むことが仕事です。

そこまで考えていると自分のルールやテクニカル分析までも疑心暗鬼になり、トレードができなくなってしまいます。こうなったら危険です(　･`ω･´)ｷﾘｯ

大衆心理を考えるときも、あくまで漠然と「他のトレーダーもこう考えているかな？」程度でOKです。信じ込めばそれはまた過信となり、足元を掬われてしまいますからね。

トレーダーにとって危険なポイント＆大衆心理を理解しよう！まとめ

いかがでしたでしょうか？すでにFX初心者を卒業されている方は、「過去にそんなときもあったなぁ」と懐かしい内容だったと思います。

しかし初心忘れるべからずで、FXは常に1to1のトレードではなく「1 to ALL」「1 to World」を意識するべきだと私は考えています。

FXトレーダーは、基本的に個人で戦っているのでパソコンを見ているとついつい「1to1で戦っている」と思い込んでしまうんですよね。

自分のポジションが「為替相場に影響を与えている」と理解しながらトレードすると、より一層FXが面白く感じますよ(✻´ν`✻)

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