止まらない株安円高!ドル円が112円を割った今週のFX収支 +101,000円
最終更新日: 2018-10-28
1分でわかるこの記事の内容
日経平均株価の続落に続いてドル円も円高に
今週もお疲れさまでした!ハロウィンの季節になりましたね!今年も渋谷とかはやばそう(´×ω×`)
私は今年全然旅行ができなかったので、近々箱根か伊豆にでも紅葉を見に行こうと思っています(✻´ν`✻)
さて今週のドル円相場は、世界的なリスクオフによる米株・日本株続落を受けて112円をついに割りました。
111円後半で週末を迎えましたね。ドル円相場よりも日経平均のチャートの方が深刻な動きになっています。
基本的に日経平均株価とドル円相場は、相関関係にあります。しかし若干ではありますが、為替は株ほど大きな影響を受けていません。
現在の株と為替の乖離について解説した記事がこちら↓
では、今週のドル円相場を振り返りながら米雇用統計がある来週以降の相場について考えてみましょう!
世界経済を巻き込んでいる地政学的リスク
今週のドル円相場は、上がって下がってを繰り返しレンジ相場のようにも見えました。
112円を底として耐えていた感がありましたが、結果的に26日(金)には112円を割って一時111円台半ばまで円高が進んでいます。
週明け22日(月)はトランプ大統領が中距離核戦力(INF)の全廃条約離脱を発表し、地政学的リスクから日経平均株価が下落→円買いが先行しました。
しかし上海総合指数が「個人を対象にした課税控除に関する新しい草案」を発表したことなどにより急上昇、これによって株価もドル円相場も反発していましたね。円が売られてドル円相場は、112円80銭まで円安が進みました。
サウジ記者殺害事件が大きく影響
翌23日(火)は、サウジ事件やブレグジット・イタリア財政問題など様々なリスクへの警戒から日経平均が暴落しました。前日上昇していた上海総合指数も反落し、ドル円相場は112円前半まで大きな下げ幅を見せました。
サウジ事件がテレビでも多く取り上げられているため他のリスクオフ要因が小さく感じられますが、同時進行で相乗効果となり1円近い円高となりましたね(´×ω×`)
それでも24日(水)は、ユーロやポンドの売りなどを背景にドル円はもみ合い円安に戻るかに見えました。
週後半はリスク回避の円買いが加速、米経済指標も予想を下回りついにドル円は111円台となりました。
サウジ記者殺害事件は今後どのように影響するのか?
23日(火)に行われた声明発表では、「計画された殺害」と言いながらもサウジアラビアのムハンマド皇太子の関与には言及しませんでした。
これによってトルコとサウジの最悪のシナリオは回避されましたが、逆に言えば問題の解決には余計に時間がかかりそうです。
さらに懸念があるとすれば、中間選挙まで2週間をきったトランプ大統領です。切羽詰まった状態なので、どんな発言が出てもおかしくありません。
サウジアラビアは今後どうなるのか?
推測の域ですが、今回の事件にムハンマド皇太子が関与していることは明らかです。
問題は、簡単に非人道的な選択をとる人間が次期国王であることです。サウジアラビアは、絶対君主制の国ですからね。
サルマン国王は、王位継承候補の第1位にムハンマド皇太子を置いていましたが、今後もそれは変わらないはずです。皇太子には、若い国民の支持もあります。
しかし世界は、そう見てくれません( ・`ω・´)キリッ
殺害に関与したと疑われる人物がリーダーを務める企業に誰が出資するでしょうか?欧米企業は、今後サウジ企業との関係をできる限り回避するはずです。
経済改革「ビジョン2030」は失敗する?
現在サウジはとても豊かな国ですが、石油依存しないための改革がこのムハンマド皇太子を中心として推進されています。
2016年4月に発表された「ビジョン2030」ですね。記者会見では、ムハンマド皇太子がインタビューに答えています。
しかしその後、あまり成果が出ているとは言えません。海外直接投資(FDI)は、過去10年で見ると昨年最低を更新しました。投資できていないんですから物事は進んでいません。
そんな状況の中、今回の事件ですからね。一番「ビジョン2030」を推進したいはずのムハンマド皇太子がいることで、逆に石油脱却ができないという状況に陥っていますね。
サウジアラビアにとっては、今回だけでなく今後の国の行く末もかかっています。もちろん国内だけでなく、中東地域→世界へと関わってくる話なので、慎重にそして誠実に対応してもらいたいですね。
来週は米10月雇用統計の発表に注目
依然としてサウジ記者殺害事件やリスクオフ要因は健在です。昨日の記事でも円高要因があることに触れています。
110円台までの円高の想定に入れる必要がありそう↓
このまま中間選挙や年末に向けて円高ドル安へ戻るのか?雇用統計や米利上げを起点として、円安ドル高となるのか?
中間選挙も11月6日(火)に控えていますから、来週・再来週のドル円相場は2018年残りの節目となりそうですね。
慎重派であれば、この2週間はlot数やトレード回数を減らしたり、リスク管理を徹底しましょう!
積極派なトレードであれば、チャンスは普段よりも多くなりそうです。情報にはより早く反応できるようにアンテナは張っておきましょう!
多くのトレーダーがこの2週間仕掛けてくるはずです。方向が定まるまではもみ合い、その後は急変動するようなチャートになるかもしれません。
慎重派・積極派どちらにしてもストップロスはしっかりと入れましょうね(✻´ν`✻)
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