第2回:FXのスプレッドと為替レートの読み方をマスターしよう【FXの基礎知識】
最終更新日: 2022-6-7
こんにちは(✻´ν`✻)
ついにドル円が132円!昨日の夜に「132円いきそうだなぁ」と思いながら寝てみたものの、
朝起きて確認したらかなり勢いよく抜けてたから目覚めはよかったです。笑(Twitterより)
今日もFXの基礎知識シリーズを書いてこうと思うのですが、まずはじめにドル円での大きな動きについて解説しておきますね!
ドル円が20円ぶりに132円台突入!その要因とは?
6月3日に発表された雇用統計の結果を受けて、ドル円はやや円安に向かう動きがありましたが、それ以上の要素はなく一旦120円台に戻していました。
しかし、6月6日の午後に行われた講演で、日銀の黒田総裁は「金融引締を行う状況には全く無い、揺るぎない姿勢で金融緩和を継続する」と発言。
東京為替市場では大きな反応はありませんでしたが、 ニューヨーク時間(サマータイムで21:00~)になると投資家は敏感に反応し、一気に132円台まで円安ドル高が進みました…!
1ドル132円台は、20年ぶりの水準となります。
おおよそ1975年以降のドル円の為替レート
過度な円安は日本経済に悪影響をもたらすので、為替に対する発言を控えていたと考えられていましたが、 今回の黒田総裁の発言で、さらに円安は進んでいく可能性が一気に高まりました(`・ω・´)
今週は、6月10日の米5月CPIまであまり重要な経済指標の発表はありませんが、 結果次第では再度円安トレンドに向かう可能性も考えておく必要があるでしょう…!
買値と売値の基本的な意味を理解しよう!
ここからはテクニカル分析の基礎知識として、為替レートの読み方について解説します٩( 'ω' )و
FXでいざトレードをしよう!とすると、レートが2つ表示されていることがわかります。 以下は、2022年6月7日10:15頃のドル円の為替レートです。
これは通貨を購入するときの売り買いの際に適用されるレート。 仮にこの時点でドルを購入するのであれば、132円45.9銭で購入することになり、売却する際は132円45.7銭で売却することになります!
つまり、132円45.9銭は買値、132円45.7銭は売値ということです。 なお、買値と売値はそれぞれASK、BIDという言葉が使われることもあり、ASKは買値、BIDは売値を表しますので覚えておきましょう!
買値と売値の差額であるスプレッドは小さい方が良い
そして買値(ASK)と売値(BID)の差額をスプレッドといいます。投資家から見れば取引コスト、FX会社から見れば会社の利益にあたるものです。
また、仮に上記の為替レートから132円45.9銭でドルを購入してすぐに売却をしようとすると、 売値は132円45.7銭なので0.2銭分の損をしてしまうことになります…!
132円45.9銭でドルを購入したら、為替レートが少なくとも132円45.9銭以上に円安ドル高にならなければ、利益にはなりません(´;ω;`)
つまり、スプレッドが小さいFXの会社ほど(ASKとBIDの差が小さいほど)、FXでは利益が出しやすいということになりますね!
スプレッドはFX会社ごとに異なるうえ、特定の通貨ペアだけスプレッドが安いFX会社など様々。スプレッドは、FX会社で最も重要な要素の1つなのです…!
今日はここまでです♪
FXの入り口的なブログは今後も増やしていく予定なので、周りにFX始めたい…と考えている方がいたらぜひこちらを活用していただけたらと思います(*´∀`*)