第4回:FXの値動きは3つだけ(上昇トレンド、下降トレンド、レンジ相場)【FXの基礎知識】
最終更新日: 2022-6-16
こんにちは! 関東ってすでに梅雨入りしてたってことを今日知った私…(笑) 梅雨っぽいなとは思ってたんだけど、まさかこんな早いとは!サイレントすぎないか!
そんなことはさておき、今回のブログでは昨日(実際には本日深夜)に発表されたFOMCでの政策金利についてと、 FX初心者に向けた「値動きのパターンの基礎」について解説します!
約27年ぶり!FOMCで0.75ポイントの利上げを発表
6月15日(16日の3:00頃)、FOMCは政策金利0.75ポイントの利上げを発表しました。 0.75ポイントの利上げは1994年以来、27年7ヶ月ぶりの水準です…!
すでに0.75ポイントの利上げは織り込みが進んでいたため、政策金利発表後のコメントに注目が高まっていましたが、パウエル議長は「0.75ポイントの利上げはまれで、一般的にはならないだろう」と発言しました。
ただ、次回のFOMCについては「0.5か0.75ポイントの利上げになる可能性は高い」ということも示唆。
市場は、ある程度利上げの方針が明言されたことから安心感が広がり、米10年債利回りは低下。 主要三指数(NYダウ、S&P500、NASDAQ)はそろって反発し、米ドル円の為替レートもドルが売られ、円高に向かいました。
このFOMCの流れを受け、6月17日の日銀の政策金利決定会合がどう対応するかで、再度トレンドが変わってくるでしょう…!
ドル円の動き(1分足|6月度FOMC前後~6月16日早朝)
FXの値動きのパターンは3つだけ
FXは激しく値動きがあり、とてもリスクが高いイメージがありますが、 実は値動きのパターンは①上昇トレンド、②下降トレンド、③レンジ相場の3つしかありません!
さらに、上昇・下降のトレンド相場は全体の3割で、残りの7割がレンジ相場なのです(`・ω・´)
FXは、トレンド相場やレンジ相場の状況に合わせて買うか(ロング)、売るか(ショート)するだけで、実はとってもシンプル。
FXで損失が大きくなってしまう方は、トレンドの見極めがまだ慣れていないか、誤っている可能性が高いかも知れません…!
「様子見」といった戦略が重要となることも
実際にドル円など比較的安定した値動きの通貨ペアでFXをスタートしてみたものの、 全然値動きがなくて、いつ売買すればいいのかわからないケースもあるでしょう。こういうときは実は「様子見」という方法もあります。
初心者の方や短期間で利益を出したいと考える方は、どうしても「ポジションを持っていなければいけない」と思いがちです。
レンジ相場が全て様子見というわけではありませんが、 自分では売買の判断ができないようなレンジ相場は「様子を見る」ことも立派な戦略( ˘ω˘)
この3つの値動きのパターンをいち早く見極める方法が、チャートを使ったテクニカル分析なのです。 テクニカル分析の具体的な手法については、今後も少しずつ解説してきますね(人´∀`)
今日はFOMCとかもあって寝不足なので、夜ご飯食べたらソッコー寝たいと思います!それでは~♪