第8回:FXで使うチャートの時間軸を覚えよう【FXの基礎知識】
最終更新日: 2022-7-8
こんにちは!最近は夜も涼しい日が多くて、このまま暑くもなく寒くもない日が続くとありがたいなぁと思っている今日この頃です(人´∀`).☆.。.:*・゚
ではさっそく本題へ!今回のブログでは「FXの基礎知識シリーズ」よりチャートの時間軸について解説します。FXのチャートを見るときに5分足や4時間足などを選べるアレです!
様子見ムード?本日の米雇用統計発表まで
チャートの時間軸について話していく前に、直近のドル円動向と本日の米雇用統計についてちょっとだけ触れておきますね(`・ω・´)
7月8日早朝時点での米ドル円の為替レートは136円ちょうど近辺を推移しており、お昼すぎには135円中盤をウロウロしています…!
今夜には雇用統計の発表がありますが、様子見ムードということもあり雇用統計発表まであまり大きな動きはなさそうです。
※6月度米雇用統計は7/8発表!「アメリカ労働者の賃金は下がるかどうか」に注目(7月7日のブログより)
ドル円チャートの時間軸を見てみよう(1分足・4時間足・月足)
今回はテクニカルチャートの時間軸について解説していきますね!
同じチャートでも、どのような時間軸で見るかによって全く見え方が違うということを理解しておくことが大切です。
まず、7月8日早朝時点での米ドル円の1分足のローソク足。 私のブログを見ていただいている方は、今は極めてまれな円安水準にあることはご存知かと思います。
しかし、初めてFXの取引を始める方はこのチャートを見て、 「まだ円安に向かう余地があるのでドルは買い」と感じる可能性はあるのではないでしょうか?
ドル円の動き(1分足)
次に4時間足を見てみましょう!
4時間足で見てみると、4月上旬あたりから6月はかなりの円安水準になっていることがわかります。 これを見ると今度は「円高に向かうこともあり得る」と感じるかもしれませんね。
ドル円の動き(4時間足)
さらに超長期の時間軸で見てみましょう!
月足のローソク足になります。今回の円安が1998年の24年ぶりの円安水準であること、 円安のペースがかなり急速であることが見てとれます。
ドル円の動き(月足)
この4時間足と月足のローソク足を見ると、簡単にドル買いという判断にはならないでしょう…( ˘ω˘)
取引前には必ず確認!一般的な時間軸と特徴や用途
このように、チャートは切り取る時間軸でまったく見える景色が違うため、 取引をする際は必ず長期の時間軸で現在の値を確認しておくことが大切です!
そして、初心者の方は短い時間軸だけで売り買いを判断してしまう傾向があるため、 毎回取引に入る前に【月足、日足、週足】を確認しておくことをおすすめします。
FX会社によって用意している時間軸は異なりますが、以下は一般的な時間軸と特徴や用途を紹介します!
時間軸 | 特徴と用途 |
月足 | 1本で1ヶ月の値動きを表します。1年以上の長期トレードをする際は確認が必須のチャートです。 |
週足 | 1本で1週間の値動きを表します。スイングトレードで必須のチャートです。 |
日足 | 1 本で1日の値動きを表します。スイングトレード、デイトレードをする方は確認をしておきましょう。 |
4時間足、1時間足 | 短期売買をする際に、今が円安局面か円高局面かおおよそのトレンドを確認したいときに使います。 |
15分足、5分足 | デイトレードのエントリーポイントを知る際に使います。 |
こちらを目安にぜひトレードの参考にしてくださいね!
それでは、今日は雇用統計発表の21:30頃にそなえて、さっさとお風呂入って準備したいと思います!
また来週にブログ更新しますね(✻´ν`✻)♪