日銀金融政策決定会合の振り返り、今後のドル円相場を予想してみた
最終更新日: 2022-7-22
こんにちは!
この度パソコンを買い替えたのですが、なかなか設定がうまくいかずブログの更新もままならず。。やっとこすっとこでセッティングもできたので、ブログ書いてます♪
本日は、7月21日に実施された日銀金融政策決定会合の振り返りをしていこうと思うのですが、本題に入る前にECB関連で大きなニュースが発表されたので、まずはそちらを解説していきます(´・ω・`)!
ECB理事会で政策金利0.5ポイント引き上げを発表
7月21日の22:00頃、ヨーロッパ中央銀行(ECB)は理事会において、政策金利を0.5ポイント引き上げることを発表しました…! 利上げは11年ぶりで、8年続けてきたマイナス金利も解除されることになります。
具体的には主要政策金利が0.5%となり、民間の銀行がECBに余剰資金を預ける際の中銀預金金利がマイナス0.5%から0%となります。
当初0.25ポイントの引き上げを示唆していましたが、物価上昇の動向から0.5ポイントの利上げに踏み切ったようですね。
現在、世界各地では利上げが続いており、ECBの政策金利引き上げによって金融緩和を継続しているのは日本だけということになります((+_+))
金融政策決定会合で日銀の金融緩和スタンスが明確に
そうした中、7月21日の15:30頃に行われた日銀の金融政策決定会合後の記者会見で、大規模な金融緩和の維持を決定したと発表しています。
また、2022年度の物価上昇率にも言及し、見通しを2.3%(4月時点では1.9%)と上方修正。 かねてより目標としていた物価上昇率2.0%を上回る水準であり、今回は金融緩和策の変更も期待されました。
しかし黒田総裁は、輸入価格の上昇や価格転嫁に伴う影響から物価は足元を中心に上ぶれているものの一時的なものであるとし、 賃金上昇と2.0%の安定実現まで金融緩和を継続すると表明しました。
さらに「必要であれば躊躇なく追加緩和を行う」と発言しており、日銀の金融政策に変わりがないことが改めて明確になった形ですね(;´・ω・)
日銀の金融緩和スタンスが明確になったことで再度円安に向かう展開となりましたが、139円手前で押し戻されています。
ドル円の動き(5分足)
ドル円のトレンドは変わるのか?今後の展開予想
その後、アメリカの7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数や6月景気先行指数の発表が予想外に下振れたこと、 そしてバイデン大統領が新型コロナウイルスに感染したことなど悪材料が重なり、リスク回避の円買いが進行、円高に向かっています。
ただ、あくまでも一時的なリスク回避による円高であり、おおまかな円安トレンドに変更はないでしょう。
当面は、136円から140円台の間で推移する円安トレンドが継続していくと考えられます…!
今日はここまで!
朝からなんだかむしむしと暑いので、夜ご飯は冷麺か冷やし中華にしようと思って悩んでいましたが、決めました!
「メイ、冷やし中華始めます」
それではみなさまよい週末を~♪(✻´ν`✻)♪