原油相場が今年の為替市場の鍵!迫る産油国減産会議の前に原油価格についておさらい!
最終更新日: 2016-4-9
麻生太郎財務相が最近の急速な円高に対して口先介入で牽制し、一時的に為替市場も反応して円安方向に動きました。
しかし市場ではG20財務相・中銀総裁会議終了までは日本が為替介入しないという見方も出ています。今後も為替に影響を及ぼす要人発言には注意しましょう(๑´ω`๑)♡
今年の金融市場で注目なのが原油相場
原油価格が下がると消費する側は助かります。日本もガソリンが安くなりましたね。日本以上に自動車社会の米国はガソリンが下がるとその分、消費に回るという話だったんです( ・`ω・´)キリッ
ところが原油やガソリンが安くなっての恩恵よりもエネルギー関連企業の雇用・投資がなくなる方が影響は大きいようです。
去年の秋から今年の冬にかけて、原油価格が下がり世界経済のリスクが高まりました。米国の経済も思ったより良くなっていません。だからこそ利上げも年4回から年2回になったんですけどね(´×ω×`)
カタールのドーハで産油国減産会議
さて、その原油価格ですが、産油国が協調減産に取り組む会議が4月17日にカタールのドーハで開催されます。
この会議の結果で原油をはじめ、ドル円などの金融市場が動きそうなので投資家達は注目しています(✻´ν`✻)
2月11日には26ドル台で最安値をつけました。この頃が世界同時株安のピーク。ベネズエラ・ロシアなど産油国や米シェール会社の破たんなどが噂されてリスク回避が進みました。
その後、産油国が減産まではできなくても増産しないということで合意したことや米シェール会社の苦境が伝わったことで一時は40ドル台にまで上昇しました。
OPECの加盟国以外の産油国が集まり、これ以上の石油増産を止めようと最終合意を目指す大切な会議。各国の思惑が見え隠れして政治ゲームとしても面白くなっています。
世界の主な石油生産国トップ10:2014年(単位千トン)
- サウジアラビア:543,441
- ロシア:534,073
- 米国:519,944
- 中国:211,429
- カナダ:209,801
- イラン:169,190
- UAE:167,265
- イラク:160,278
- クウェート:150,846
- ベネズエラ:139,451
データ:グローバルノート
ここで、米国・中国・カナダは生産量こそ多いものの消費量が多いため今回の会合には影響ありません。
問題は、サウジアラビア・ロシア・イラン・イラク・ベネズエラなどの足並みがそろわないこと。
サウジアラビアは生産コストが安く、少々の価格ダウンには耐えられます。しかしロシアやベネズエラは生産コストが高いため20ドル台や30ドル台前半の価格は認められないと主張する可能性があります。
では増産を止めれば産油国は丸く収まるかというとそうは上手く行かないんですよね。
一つには、イラン・イラク・リビアという経済制裁や紛争で生産量が低くなった国。2016年1月の生産量で増産停止されたらたまりません。自分達はもっと生産を増やしたいというのが彼らの主張で、会議に参加するかどうかも不透明です(´×ω×`)
このように増産余地がある国が参加しない合意だと意味がありません。自分達だけが増産停止しているうちにシェアを奪われてしまう恐れがあります。そこで産油国の多くは皆が合意するならばと条件付きで賛成しているという状態。
さらにロシアは合意を呼びかける動きをしながら、一方で生産と輸出は別とばかりに、輸出量を増やす動きに出ている様子。
これでは話がまとまらなくなるばかり。それを見越して上昇した原油価格も再び下がりつつあるんです。会議の命運を決めるのはその時の原油価格が高いか安いかではないかなと思っています( ・`ω・´)キリッ
夜桜~(๑´ω`๑)♡
昨夜は、夜ご飯を外で食べようと言う事でお外をブラブラお散歩しながら、どこのお店にするか彷徨っていましたw
ふと空を見上げてみると、なんとも立派に花をつけた桜♡ 夜桜の美しさについうっとり(๑´ω`๑)♡
桜の時期は本当に短いですねー。 あっという間に咲いて、あっという間に散ってしまう。 儚い桜を今では世界中の人が愛してくれてると思うと何だか誇らしくなりますね♡
↓今日のオマケ自撮り画像↓(クリックで表示)
そして、結局何が食べたいか決まらず結果コンビニに寄って食べたい物を買って戻るというw だったら作ったら良かったw
でも、外に出たお陰で綺麗な夜桜も見れたし、満足満足♡
最後までお読み頂き、有難うごさいます♡それでは皆様御自愛下さい♡