ドル円125円到達!今後はさらなる円安水準へ?アメリカCPIに注目
最終更新日: 2022-4-12
こんにちは!なんだか今日は春とおり越して夏?!ってくらい暑い一日だったΣ(๑ °꒳° ๑)!!!
そしてドル円が125円を到達しましたね。なんともあっさりだったのでに二度見しました…!
そして今日はアメリカ消費者物価指数(CPI)の発表がありますので、今日のブログではその解説もしていこうと思います!
ドル円が125円を突破、その要因とは?
4月11日の午前、ドル円は長期間の抵抗線であった125円をあっさりと超え、反発することなくそのまま4月12日も125円台を推移しています。
アメリカの10年物国債(長期金利)利回りが2.7%に到達し、日本とアメリカの金利差がますます意識されたことから急激に円安に向かったと考えられます…!
ドル対円の動き
なぜ、アメリカ10年物国債(長期金利)の利回りが上昇すると円安になるのでしょうか?
債券とは国や企業などの発行体が、投資家からお金を借りるために発行する有価証券のことです。 つまり、アメリカ国債を購入するということは、アメリカにお金を貸すということになります。
お金を貸すので、投資家は利息を受け取ることができますよね。そして、この利息が投資家の利益になる、というわけなのです。 金利が高ければ投資家が受け取れる利息は多くなるので、アメリカの利回りが高くなればアメリカ10年物国債に人気がでます!
最終的にアメリカ10年物国債に人気がでると、円の資産を売ってでもアメリカの国債を買いたいという投資家が増えるので、ドル円の為替レートは円安ドル高になります。
アメリカは国としては信頼性が高く、国が破綻する可能性は極めて低いため、 アメリカ10年物国債の利回りが2.7%になったら買いと考える投資家が増えるのは当然の流れと言えるでしょう。
アメリカ消費者物価指数(CPI)が発表、ドル円に影響はあるのか
そんな中、4月12日21:30頃にはアメリカ消費者物価指数(CPI)の発表があります。 今回の予想値は前年同月比8.4%。前月の前年同月日は7.9%なので、さらにインフレが進んでいると市場は予測していますね。
予想通り、または予想を上回れば、次回5月のFOMCで0.5ポイントの利上げがほぼ確実視されるため、円安に向かう可能性があります…!
ただ、今回の急激な円安は、本日発表のCPIの結果をすでに織り込んだ動きと考えられます。 今回のCPIの結果を、すでに市場は織り込んでいて125円台を維持するか?さらに円安トレンドに向かうのか?
トレンドが発生してしまうと、円安トレンドに歯止めがかからなくなる可能性も考えられます。発表直後の動きに注目ですね…!