6月に入り再度ドル円は130円台へ!5月の雇用統計で注目したい3つのポイント
最終更新日: 2022-6-2
こんにちは!
ドル円、みるみるうちに130円に回復しましたね!結構強めな勢いを感じてたので目が離せませんでした・・
今回のブログでは、6月1日に発表があった「5月度ISM製造業景気指数」の結果に加えて、6月3日に予定されている「米雇用統計」で注目したい3つのポイントについて解説します!
ISM製造業景気指数は市場予想超えで長期金利上昇
6月1日の23時に発表された5月度ISM製造業景気指数は56.1で、4月の55.1から上昇。市場予想の54.6を上回りました。
ISM製造業指数とはアメリカの購買・供給管理の役員300人以上を対象に生産や新規受注、在庫、価格、雇用などそれぞれの項目について、 前月と比較して「良い」「悪い」「変わらず」から選択してもらい回答を指数化したもので、50を上回ると景気がよい。下回ると悪いと判断されます!
5月度の同数値は前の月から低下すると予想されていましたが、生産や新規受注項目が上昇し、 今回は56.1と前月よりも高い数値を示したため、景気上昇が再度意識され長期金利は2.9%台まで上昇。
ドル円は再度130円を超え、130円台前後の水準を維持しています…!
ドル円の動き(5分足|6月1日夜~6月2日午前中)
今月の重要指標「米雇用統計」が6月3日発表へ
ISM製造業指数の雇用項目に関しては50を割れていたため、雇用統計の数値がどのような発表になるか注目が高まります…!
今回の雇用時計はどの項目も注目ポイントなのですが、今回の5月度雇用統計は、非農業部門雇用者数変化、失業率、平均時給に注目しましょう。 共に、前月と予想は以下のようになっています。
【5月度雇用統計の前回数値と予想】
前回 | 予想 | |
非農業部門雇用者数変化 | 42.8万人 | 31.0万人 |
失業率 | 3.6% | 3.6% |
平均時給(前月比) | 0.3% | 0.4% |
平均時給(前年同月比) | 5.5% | 5.2% |
非農業部門雇用者数変化は31.0%で2021年11月以降、増加数が始めて40万人を下回ると予想。失業率は3.6%で前回と変わらず…! これらを大幅に下回るようであれば、ドル円は下落すると考えられます(`・ω・´)
また平均労働賃金(前年同月比)は先月に5.5%と高い水準を示していましたが、5月度は5.2%に鈍化すると予想されています。
仮に5.2%どころか5.5%を上回る水準となった場合は、本来はドル円の下落に向かうと考えられますが、 FRBの引き締め効果が表れていることが交換され、円安方向に向かうでしょう・・
なんだか今回のブログ更新が少し久しぶりになってしまいました!あっという間に6月ですね!
そういえば、近所の川にカルガモの親子がずっといて暇さえあれば見に行ってるんだけど、一昨日見に行ったら子どもたち11羽いたのに10羽になってた(´;ω;`)みみみっ見間違いじゃないか、また見に行ってみようと思います…!
それではまた明日ブログ更新しますね(*´∀`*)